
ラジオ・クラッキー
By 倉敷保雄
70年代に好きだったラジオのテイストを気取って
おしゃべりしています。
どうぞよろしくお願いします。

ラジオ・クラッキーSep 19, 2023

172話『サザエさん』(矢野透さん)
国民的家族であるサザエさん
大人の女性が主人公のマンガは世界でも
初めてかもしれません。
昭和の文化を研究する時
これは素敵なテキストなんだなあ
といつも感じます。
その原作の歴史から研究家の矢野さんに
教えていただきました。
まずは長谷川町子さんのキャリアから
長谷川町子さんの原作は素晴らしく
さまざまなバランスがとれているから
アニメも長寿
そして
越部信義さんの音楽がとても素晴らしいですね

171話『なでしことWEリーグと』(細江克弥さん)
もうちょっと
続きをみたかったなでしこだから
またこの話題を取り上げます。
ワールドカップだからこその強さ
それとは別に女子サッカーが抱えている課題は何か?
そして女子のサッカーが突き詰めるべきは何か?
ジャーナリストとして
WEリーグもチェックされている細江さんに
伺いました。

170話『エムバペ協奏曲』(中山淳さん)
いろいろありましたが
PSGに残ったエンバペ
愛憎劇の主人公はこのあと
幸福になれるのでしょうか?
フランスリーグに明るい中山淳さんに伺いました。
一通のメールが引き金になって
起きたこの夏の大騒動
すこしずつ薄れていく夏の出来事
エンバペのストーリーを振り返ってみます。

169話『プレミア新ルール、教えまっせ』(ベン・メイブリーさん)
良質のエンターテインメントのために!と
新しいガイドラインを打ち出した
プレミアリーグ(とラ・リーガ)
それなのにアクチュアルプレーングタイムは
ばらつきが多い、何を目指しているかが不明です。
とベンさんは序盤戦の印象を語ってくれました。
各国リーグが持つ個性との相性は
どうなのか?
所属するクラブのキャラクターとの
相性はどうなのか?
データも紹介しながらトークしています。

168話『カルチョとジャッポネーゼ』(細江克弥さん)
カルチョとジャッポネーゼというテーマで
細江さんにお話を伺いました。
日本とイタリアの気質は合うのに
成功者は少ない
それは言葉の問題
そこには日本人の問題もあるだろうけど
むしろイタリア人は日本人を使うのが
うまくないじゃないかな?って
細江さんは指摘します。
イタリアでも大人気のマンガ『キャプ翼』には
「サッカーが下手=ジャッポゼーゼ」
なんて
その時代を表すセリフもありましたが
時代は変わっています。
プレミアリーグなどなど
現在の海外組の活躍をみれば細江さんの指摘も
説得力があるわけです。
それでも『挑戦』であることは間違いありません。
伝統と文化と実力を持つカルチョ
そこに飛び込んで行った日本選手
鎌田選手には特に頑張って欲しいなあと
思っています。

167話『ラグビーW杯2023フランス大会』(中山淳さん)
第10回フランス大会が始まります。
日本はプールDに入りました。
前回の日本大会は楽しかったですね。
フランスはラグビー人気が抜群で
メディアもファンも
楽しみ方を熟知していますから
完全にこれは文化として楽しめるわけです。
現地に行きたくなりますね
今回は
ワールドカップ観戦ガイド(世界文化社)を
作られた中山淳さんに見どころを伺いました。
雑誌にはテレビ観戦用小冊子もついてますよ。

166話『プレミア序盤戦の展望』(ベン・メイブリーさん)
ベンさんの見立てで
今季のプレミアリーグの序盤戦を占って頂きました。
ざっくりもディープも
どちらもござれのベンさん。
中継のスタイルには
スタジアムで行う現地中継の他に
衛星などを通じて映像を受け、
日本のスタジオでライブ音声をつける
オフチューブ形式がありますが
送られてきた映像だけで映っていない部分まで
想像で補わなければならないオフチューブ中継には
色々な不自由さもあります。
それでも中継時のベンさんは
リアルタイムの現地情報を可能な限り集めながら
臨んでいて、その姿勢は尊敬に値します。
隣に座っているは
彼が安心して情報を収集できるようにと
お手伝いするのみ、なのです。

165話『新しい時代の女子サッカー』(矢野透さん)
スペインサッカー連盟会長である
ルビアレス氏が起こしたスキャンダルは
ラ・ロハ初優勝という素晴らしい快挙を
すっかり別のゴシップに塗り替えてしまいました。
たくさんの追求すべき罪の中には
素晴らしかったワールドカップを
誰も語らなくなってしまったことの罪もあります。
せめて大事な話はちゃんと残しておきたくて
とりあえず女子サッカーにあかるい矢野透さんに
大会全体を振り返ってもらいました。
ルビアレス氏の話は毎日更新されるので
ここでは取り上げていませんが
いずれ機会があればと思っています。
素晴らしかったなでしこや
印象的な女子サッカーの話をしましょう。

164話「23−24セリエA」(細江克弥さん)
かつてカルチョは日本で一番人気のある
海外フットボールコンテンツでした。
時は流れて
今はプレミアが主流の時代でしょう。
でも、欧州のコンペティションを見ても
昨季のイタリア勢の活躍は目覚ましいものが
ありました。
大復活の予感!?
そろそろセリエをまた見ませんか?
と唆してくれる細江さん
久しぶりに見ようかな
と思っている方々に
送りたいこの回です。
昨季との簡単な比較から伺いました。
初心者向けには話していませんが
案外、今のファンはすんなり聴けるのでは?と
期待しちゃっているのです。

163話『続・俺のユナイテッド』(粕谷秀樹さん)
プレシーズンから3回セットお伝えしている
粕谷秀樹さんに伺う今季のプレミア展望。
その最後を飾るのは
昨季からお送りしているユナイテッド愛もの。
収録は7月の下旬でしたので
怪我人や移籍情報は割り引いてお聞きくださいませ。
粕谷さんによれば
昨シーズンはそこそこの基礎を築けたので
(75〜80点の評価だそうです)
第二章はいかに?という視点です。
定点観測シリーズでこれからも
お伝えしますね。

162話『オフシーズンの過ごし方、楽しみ方』(小澤一郎さん)
まもなく訪れるFIFAマッチウイークは
クラブチームから代表チームへと関心を移し
リーグ戦とはまた異なる視点を
持って観戦する楽しさがあります。
視点を変える癖付けができると
大好きな娯楽や
毎日の生活に彩りを添えるのに
効果的だと思うのです。
シーズンオフには何をしますか?
というお題で
小澤一郎さんに伺いました。
インプット
栄養補給
バージョンアップ
小澤さんがガウディ展で感じたラ・リーガの再解釈が
興味深いです。
街中にある建築物が市民に与えるイマジネーションを
考えれば
街作りって大事
有機体の美しさ
そんな話です。

161話『プレミアリーグ前評判(ロンドン以外編)』(粕谷秀樹さん)
前回のロンドン編に続いて
他の地域編を粕谷秀樹さんに伺いました。
ユナイテッドだけは次回に回します。
移籍市場が閉じていない状況での
プレビューはいつもコメンテーターに
申し訳ないなと感じる企画なのですが
やっぱりとりあえず聞きたいですよね。
まずはブライトンから
そしてリヴァプールなんて順番です。

160話『ラ・リーガの汎用性につきまして』(小澤一郎さん)
23−24シーズンのラリーガについて
小澤一郎さんに伺っています。
いったんオフをはさむことで面白くなるのが
フットボール
特に適当にビッグネームの入れ替えが起こる
ラ・リーガは面白いリーグです。
まずは昇格組が頑張る理由から
昨季のジローナはトップハーフフィニッシュでしたね。
ボールももてるし相手陣内で刈り取れる。
そんなクラブが増えています。
欧州五大リーグの中で
小澤さんがスペインを推す理由も伺いました。
ロジカルさとパッションのバランス
だそうです。

159話『プレミアリーグ前評判・ロンドン編』(粕谷秀樹さん)
プレミアリーグ今季の見どころ
補強の評価
といったシーズン前の話題です。
移籍市場は毎日アップデートされますので
収録したものを出すのは
悩ましい部分も多いのですが
まあ、ざっくりお楽しみくださいませ。
今回はロンドンのクラブについてです。
次回はロンドン以外。
限られた時間の中でお願いしましたので
話題から漏れたクラブのファンのみなさま
ごめんしてね🙇♂️

158話『9番、どうでしょう?』(小澤一郎さん)
noteのスタジオをお借りして制作している
ラジオ・クラッキー。
外苑前から四谷に
引っ越してから最初の収録、ゲストは小澤一郎さんです。
ちょうど
夏の高校野球の季節ですが
例えば野球に
1番は投手、2番は捕手というイメージがあるように
多くのスポーツには数字に意味があります。
フットボールの9番
と言えばストライカーのつける数字ですが
従来の役割だけでなく
多様性が9番にも求められる時代でもあります。
ベンザマという絶対的な存在感の選手が
移籍してしまったレアルマドリードの
ケースで考えてみました
先日のクラシコを前に収録しましたが
あの一戦はさらに考える時間を増やしたかも
知れませんね。
今季のマドリーはどう変化するのか
とても楽しみです。

157話『印象派の旅スケッチ1』(金子達仁さん)
あまりにもたくさんの旅をしている
インタビュアー金子達仁さん
2001年
ワールドカップのプレイオフ
アイルランド対イランの話から
なぜ、忘れられないかは
アクシデント
旅はアクシデントが道連れ
それにしてもね、なレベル
さすがです。
これ、かなり面白いと思います。

156話『四十にして、どうよ』(細江克弥さん)
細江さんはいつもお題を持参してくれる人です。
今回は「40歳代って、どうでした?」というテーマでした。
40代を振り返るきっかけをくれたわけですが
日韓ワールドカップでメイン実況を担当したことなど
あらためて40代が充実していることの幸福を感じた時間でした。
家族構成によっても
この時代の過ごし方はまるで変わると思いますが
誰でも自分の人生です
こんな人もいると思って聴いてもらえたら嬉しいです。

155話『『メモをとらないジャーナリストたち』(ミムラユウスケさん)
ドイツのメディアにつきましては
前回よりもむしろ今回の方が
しっかり聞いています。
前回の看板に偽りあり、って
感じになってしまって申し訳ないです。
でも今回のミムラさんの話は
ホントに興味深いです。
ドイツに存在するスポーツ系新聞の印象や
バイエルンとドルトムントは
記者会見のあとの囲み取材を許さないとか、
でも、許してくれるところもあるとか。
ジャーナリストへの食事がいちばんいいのはバイエルンで
『今日のメニュー』があるとか
欧州リーグの中でもっともケータリングが充実しているのが
ブンデスリーガであるとか、いろいろ。
なかなか聞けない話題だと思います。

154話『去り行くあなたに、贈ることば』(小澤一郎さん)
昨シーズン(収録時はまだシーズン中でした)
引退した選手たち
ラ・リーガでみれば例えばホアキンやブスケッツ。
セカンドキャリアも気になる人たちですね。
まずはあらためてホアキンとはどんな選手だったか?
お馴染みの小澤さんに
ジャーナリストの目線で伺ってみました。
どんな華があった選手かを再確認します。
ホアキンの心のクラブ・ベティスのある
真夏のアンダルシアは夕日がとても美しいのですが
水平線の彼方に消えていく眩しい光を
丘の上から見ているような気持ちになります。
そしてペップがデビューさせた
ティキタカの時代、最後の選手がブスケッツ。
そのフットボールIQは?
なんて話を聞いています。
よろしかったらどうぞ。

153話『実況者あるあるトーク』(下田恒幸さん)
人気スポーツアナ下田恒幸さんと一緒に
実況者同士のあるあるトークです。
覚えて、忘れる能力の
重要さ
まずは残像記憶法につきまして。
続いて
週末の担当中継の数から暗記すべき選手の数を
計算してみると‥
なんだか凄い仕事してるよね
なーんて今更なお話も。
プロだから当たり前
なんて絶対言いません。
だってミスはいつも隣の席に座っていますもの。
たくさんの言い訳とその背景を
時間まで。
居酒屋トークな雰囲気で。

152話『ミッキー誕生秘話』(矢野透さん)
マイケル・マウスって誰?
それがミッキーマウスの本名さ
では生みの親はだーれ?
もちろんウォルト!
実はアメリカ研究者の見解ではね…
そんなミッキートークです。
ほかにも
フィリックス・キャットとの関係は?とか
最初のセリフは?とか
みなさんは新発見がいくつあるでしょうか
矢野さんの研究発表を楽しんでください。

151話 『俺のユナイテッド・千秋楽』(粕谷秀樹さん)
今季の『俺の』シリーズ最終回です。
こういう企画は積み重ねてなんぼだと思うので
来季も継続します。
とりあえず第一回と比較して
粕谷さんのトーンの変化を楽しまれるのも
一興かな、と。
それにしてもユナイテッド
本当に変わりましたね。
粕谷さんの声も明るいです。

150話 『ドイツメディアに学んだこと』(ミムラ・ユウスケさん)
ドイツメディアの印象をミムラさんに伺いました。
戦術的なものはあまり報道しないかわりに
何故できなかったのか?
何故ハーモニーが奏でられなかったのか?
選手に感じたことを問いかけて
記事を作る傾向にあるそうです。
自国の選手しか取材しない
海外メディアもいる中で
ドイツで暮らしていたミムラさんは
どう溶け込もうとしたのか
なかなか興味深いです。

149話『キャンディーズ』(鈴木啓之さん)
アーカイバーの鈴木啓之さんに
昭和の大切な文化といえる
アイドルコーラスグループ
キャンディーズについて伺いました。
鈴木さんはキャンディーズには
特に造詣の深い方なので
ほんの一部しか魅力を聞き出せていないのが
ホントに残念ではあるのですが
どうしても
この昭和音楽&アイドルシリーズの序盤に
紹介しておきたかったのです。
いずれまた切り口を変えて
永遠のキャンディーズについて
触れられたらいいなと思っています。

148話『『過ぎたWBCに思う』金子達仁さん
大谷翔平選手今季も大活躍で
今日もまたホームランを打っているような気がします。
そしてフットボールファンには
羨ましいほど連日、各局のスポーツコーナーで
取り上げられています。
少し前のWBCをきっかけに
金子達仁さんとベースボール文化トークをしてみました。
熱狂はファンを作り出す
昔から応援しているファンの高齢化とどう向き合うか?
複雑なルールの競技はどうアプローチすべきか?
テレビの時代から現地に人を集める時代への回帰
そんな話です。
よろしかったらどうぞ。

147話『バルサ・今季の旅の重さ』(小澤一郎さん)
ペップはシティで三冠を達成
14年前のバルサも三冠
監督はやはりペップでした。
14はクライフの番号だねって
ペップはコメントしていました。
誇らしい数字なのでしょうね。
今季のラ・リーガの覇者はバルサ
三冠を再び目指すにはまだはやいでしょうが
どこまで本来のバルサに戻れたのか?
ストレートに(あまり考えずに)
小澤さんに伺いました。
例えば
『保持』をどう考えるか?
そのバランスをチャビはどう考えたのか?
適応力という面での成長面を
小澤さんはどう評価していたのかなど
バルサファンでなくとも興味深い話だと思います。

146話『プレミアひとまず決算(フロント監督編)』(粕谷秀樹さん)
ワールドカップが途中にあるという
歴史上初めてのシーズンは
フロントにとっても
刺激が強かったようで
驚くほどの監督交代劇が起こりました。
お金があることで我慢のできないオーナーが
目立ってしまい
心を痛めたファンも多かったのではないでしょうか。
そんな中で早くから大金を注ぎ込み、
最高の監督を据えたマンチェスター・は
トレブルを達成しました。
この成功例をオーナーたちはどう見ているのか?
ドキドキしちゃいます。
隣の芝生はどう見えてみるのか
お馴染みの粕谷秀樹さんに
シーズン途中の収録でしたが
早めの総括をお願いしました。
ブライトンの事情などから伺っています。

145話『J2・夏への扉』(細江克弥さん)
細江さんとJ2の定点観測を今季もやります。
リーグ戦の三分の一を終わった段階で
細江さんがオフィシャルライターを務める
ジェフを北極星に見立てて
J2という一つの銀河について
周りの明るい星、キラキラしている星も観測していきます。
今季最初なのでまずはジェフにつきまして
それからJ2全体の見晴らしにつきまして
これからの見通しにつきまして
伺っています。

144話 『ラ・リーガのキャラクター』(小澤一郎さん)
22−23季のラ・リーガも終わりですね。
まだセビージャのEL7度目の優勝も決まっていなかった
タイミングでの収録ですが
小澤さんに今季のラ・リーガの印象をいろいろ伺っています。
かつてのラ・リーガと近年のラ・リーガの変化
現在のラ・リーガは健康か?
そしてライバルの各国リーグとどう競い合っていくかべきか
そんなお話す。

143話『プレミアひとまず決算(チーム編)』(粕谷秀樹さん)
スタジオの都合もありまして
各国リーグの終了後に総決算をすることが
できないため
細江さんのセリエに続いてプレミアリーグ、
さらにこのあとはラ・リーガの
『ひとまず決算シリース』を公開していきます。
まだシティが優勝する前の収録です。
印象的な『心に残ったチーム』から
トークスタートです。
今回は粕谷秀樹さんで
プレミア(チーム編)をご紹介します。
すこしあとに(フロント編)も公開します。
オフシーズンもラジオ・クラッキーを
よろしくお願い致します。

142話:『カルチョOra=なう』(細江克弥さん)
ワールドカップによる中断があった
特殊なシーズンが駆け足で過ぎ去ろうとしています。
ヴァカンスを前に
まるで宿題など残したくないといったように
ユヴェントスのポイント剥奪が発表されました。
経費削減のためのキャピタルゲインの偽造
財務違反などで
イタリアサッカー連盟(FIGC)の連邦控訴院は
結局10ポイントの剥奪を決定、
もともと5月に発表とされていましたが
残り2試合というタイミングは
悪い冗談にも思えます。
現場が幹部たちの犯した罪を償うことになるのは
なんともやるせないものです。
残念なニュースとリリースのタイミングと
重なってしまいましたが
見通し明るいカルチョの話題を
細江克弥さんと。

141話『実況者あるあるトーク』(下田恒幸さん)
現在のフットボール中継における
トップラランナー
下田恒幸さんにお越しいただきました。
実況アナウンサーにとって
担当コンペティションが多いと
同じ競技でも作る資料は
どこに重きをおくかが変わってきます。
覚える選手やチームの状況
そして背景にある国の歴史もあります。
いくら調べてももういいや
とはなかなかならないものです。
それでも
多くのコンペティションを
数多く担当することで
実況者の経験値は著しく上がり
競技の理解度も上がるもの
ひとつを突き詰めることも重要ですが
角度を変えてみる癖は
つけておいた方が
汎用性が高くて気づきも多くなります。
全体として
アナウンサーあるあるな話です。
もし実況してみたいな?と
いう方には参考になると思うのです。
たぶん😅

140話『カウンターのリーグで競う精鋭GK』(ミムラユウスケさん)
「カウンターのリーグだ」
かつてバイエルンで指揮を執ったペップはそう評しました。
そこで輝きを見せ続けるドイツのGK
旬な選手は?
今は誰を見るべきですか?
ミムラユウスケさんに伺いました。
ブンデスリーガは伝統的にGKのレベルがずば抜けて高く
そして一番人気のあるポジションです。
何故このリーグにはいいGKが多く、
子供達からも人気が高いのでしょうか?
たとえばそれはドイツのどこにいけば実感できるでしょうか?
そんな話から伺っています。
僕の今季のお気に入りは
ドルトムントのコーベルです。
ミムラさんの分析はなかなか興味深いです。

139話『シャレン!AWARDS まもなく』(中山淳さん)
Jリーグ30周年の表彰は
いつもの年と少し趣をかえて
昨年の評価にとどまらず
30年分で表彰するのだとか。
この30年の活動で
特に素晴らしいJリーグのクラブを讃えましょうという
今回のシャレンアウォーズについて
中山さんに紹介していただきます。
シャレンの紹介は2回目になりますね。
ホームタウン活動の実績をどれだけ積み重ねてきたか?
身の丈にあった幸福って何でしょう?
身の丈にあった経営はどんなものでしょう?
そう問いかける機会です。
どうやってファンを増やすか?
シャレンは競技の実力とはまた別のアプローチ。
世界に輸出できる文化として期待したい
Jリーグのシャレンなのです。

138話:『たとえばこんなベスト10・阿久悠作品』(鈴木啓之さん)
アーカイバーの鈴木啓之さん初登場
絶対に人を傷つけない優しい方です。
すべての文化、特に音楽には
いつも思いやりの心を持って接して
後世にその良さを伝えようとなさっています。
今回は作詞家の阿久悠さんについて
すこしだけお話ししました。
阿久悠さんは
子供だった頃の僕らにも
たくさんのメッセージを歌詞に託しました
心に強く残っているのは
たとえば
何かの予言が当たる時
何かが終わりを告げる時
誰もが勇気を忘れちゃいけない
やさしい心もわすれちゃいけない
(ウルトラマンレオ)
心をわすれた科学には
しあわせ求める夢がない
(ミクロイドS)
格好のいい言葉って
子供の心にも残って繰り返し
歌ってみたり、歌詞を思い返してみたり
するものです。
阿久悠さんはたくさんの作品を残してくれたので
それぞれのトップ10は
おかしいくらいにバラバラだと思います。
よかったらこれをきっかけに
選んでみてはいかがでしょうか。
また、まだ聞いたことのない名曲に
これから出会うのも有意義な時間になると確信しています。

137話:『銭形警部ってどんな人?』(矢野透さん)
アニメではコメディリリーフ的な役割も多い
ルパン3世の銭形警部ですが
原作ではまた異なる味わいのキャラクターです。
『カリ城』における男気のある姿こそ原作に近い
とモンキーパンチさんはコメントしたそうです。
お馴染みのアニメ・マンガ研究家の
矢野透さんが銭形警部についてのレポートを紹介してくれます。
神田明神下に住む御用聞きの親分
野村胡堂の小説は『銭形平次捕物控』
投げるのは寛永通宝(かんえいつうほう)
幕末まで鋳造された銭貨です。
その子孫はどんな人?
原作とアニメの違いなど
なかなか興味深い研究でした。
こういった研究に時間を費やすのって
とても人間らしい。
矢野さんはいつもロマンチストだなと
思うのです。

136話:『ドキュメンタリーはお好き?』(金子達仁さん)
レギュラーで出ます!
なんて
言ってくださった金子さん
なので
収録ごとにタイムリーな話題に交えて
他愛ない話題を
トークしようと思いました。
今回は金子さんの好きな番組について
というアプローチです。
僕はNetflixの番組に何度
夢中になった経験があるのですが
加入のきっかけは金子さんの一言でした。
「マラドーナのドキュメンタリー、いいっすよ」
それは『マラドーナ イン メキシコ』という
番組のことでした。
急いで見なくては、と
早速加入したのですが
『愛の不時着』の面白さにやられて
マラドーナは後からに…。
ドラマも面白いですものね。
なんて言い訳したりして。
えっと
なぜ、ドキュメンタリー番組が好きなんですか?
なんて話です。
よろしかったら
お付き合いくださいませ

135話『パリでメッシは幸せか?』(中山淳さん)
カタールワールドカップのために
莫大な資金が注ぎ込まれたPSG。
パリ・サンジェルマンもひとつのミッションを
果たし終え
次のサイクルに入っています。
ムバッペもネイマールもセルヒオ・ラモスも
それぞれが次の目標へ。
そして今、メッシはどこへ向かっているのか
パリのファンは彼をどう思っているのか
フランス・リーグアンにあかるい中山淳さんに
伺いました。

134話『ブンデスリーガの優勝は?』(ミムラユウスケさん)
今季のブンデスリーガ
開幕時の話題はレヴァンドフスキとホーラン(英国ではハーランド)を
失ったバイエルンとドルトムントの立て直しでしたが
結局自力に勝るこの2チームに優勝争いは絞られました。
ドイツの事情にあかるいミムラ・ユウスケさんに
競馬で言う『脚色(あしいろ)の良さ』がどうみえるのか伺います。
バイエルンは監督がここに来てナーゲルスマンからトゥヘルに代わり
ドルトムントは後半に入ってからは見違えるような立て直しを
テルジッチ監督がせています。
直接対決でバイエルンが勝っても
また形成が逆転したりと
まったく予想できない優勝争い
今季を難しくしている背景や
今見るべきクラブについてもお話しています。

133話:『Jリーグ・ローリング30』(下田恒幸さん)
今回は実況界のトップアスリート
下田恒幸さんと放送席周りのトーク。
お題はJリーグ30年です。
Jリーグにファーストタッチした
第1種接近遭遇の印象から
中継へのアプローチなど
実況者目線で色々と話してます。
個人的に興味深いのは
何を選択する
何を捨てる
なんて話でした。
下田さんの真骨頂である『オタケビ』についても伺いました。
すごく正直に語ってくれて嬉しかったな。
さて、
Jリーグは30歳
Jリーグの30歳代にみなさんは何を期待しますか?

132話:『パパコーチ』(小澤一郎さん)
今時の子供達は
知らない間にサッカーがうまくなっていることが
あって時にはっとさせられますね。
なんて
パパコーチでもある小澤さんが言いました。
身の回りにある文化で成長の速度は変わるもの
現代は動画によるお手本が無料で
いくらも見つけられる時代
それを子供たちは自在に受け入れます。
そんな時代に父としてコーチとして
どうやって一緒に成長していけばいいでしょうか?
子供たちとの向き合い方について
小澤さんの考え方を伺います。

131話:『プレミア定点観測』(粕谷秀樹さん)
定点観測という言葉は
もとは海洋上で行われた気象観測業務のことですが
経営戦略を分析する手段や
ファッション、インフルエンザの傾向
値段の変化などでもお馴染みです。
フットボールの世界でも
リーグ全体や特定のクラブを続けてみていくことで
振り返った時、多くの気づきがあると思います。
といったアプローチから
27試合を消化した段階での
プレミアリーグを粕谷秀樹さんに観測して
頂いています。

130話:『30年目のJリーグ』(金子達仁さん)
93年5月15日に開幕戦を行なったJリーグ
それからサッカーは日本にとって欠かせない娯楽のひとつとなり
日本代表も一緒に多くの経験を重ねながら成長を続けています。
ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜、ワールドカップの共同開催
そしてワールドカップ初勝ち点、初勝利、初めてのGS 突破
ワールドカップは初出場から連続で本大会への進出を重ねつつ
少し前のカタール大会ではまたもベスト8を逃しました。
文化としてのサッカーも
情熱を帯びた時期をちょっと懐かしむ感じです。
Jリーグも30歳
経済の成長や実力が競技の成長にも大きく影響します。
これから働き盛りに入ろうという年齢のタイミングで
Jリーグは今どんな印象を持たれているのか?
金子さんに聞いてみたくなりました

129話:『俺のユナイテッド其の4』(粕谷秀樹さん)
冬枯れの大地から
若草が芽吹いて
今は春なのだとすると
もうじき
力強く伸びる夏草に草いきれを感じたり
するのでしょうか?
連作でお伺いしている
粕谷さんプレゼンツの
マンチェスター・ユナイテッド復活劇の話
今回がその四回目です。

128話:『アナリストの視点で見る三笘薫』(小澤一郎さん)
アナリストとしての目線を小澤さんに伺います
まずは子供達を見るときは
どう見つめるのか
どこを専門家は見ているのか
そこから話を始めました。
サッカーをロジカルにみる視点は
アップトゥロングが基本
それは選手も一緒なんですよと
パパコーチに教えて頂きました。
そしてメインディッシュの話は
ブライトンの三笘選手の分析です。

127話『ドリブラー三笘薫につきまして』(金子達仁さん)
ブライトンの三笘選手についてお二人の方に
それぞれの視点で伺ってみました。
今回ご紹介するお一人目はスポーツライターの金子達仁さんです。
このポッドキャストを公開するタイミングで言えば
プレミアリーグでのスタメン出場は
12試合で
6ゴール2アシストを記録しています。
素晴らしいです。
前節である第27節3月11日のリース戦(2―2)では
マクアリスターのゴールをアシストし、オウンゴールを誘発。
ウェストハム戦に続き、2試合続けて
プレミア公式マン・オフ・サ・マッチに選ばれました。
シュート決定率35.8%はリーグでも屈指の存在。
時速34.02キロのトップスピードはプレミアリーグのトップレベル
90分毎のスプリント数はエストゥピニャンに次ぐチーム2位の21.5回です。
金子さんと
ドリブラーについてあれこれと考えてみました。

126話『アナリストとして振り返るカタール大会』(小澤一郎さん)
カタール大会の振り返りシリーズも
おそらくこの方で最後、
しんがりは小澤一郎さんです。
アナリストとしての分析をお願いしました。
今更のカタール大会ではあっても
なかなか興味深かったです。
ちょっと前のことを今と比べるのって
時間かけてみる意味がありそう。
例えば、戦術的なトレンドの比較、
クラブチーム的な代表は弱かった?
この大会の特異性が背景にある?
なんて指摘です。
監督主導で作るか、選手主導で作るか。
7試合を駆け抜けるには
ハイプレスは難しい。
ではどうしたか?
今更ついでですけど
日本代表の活躍は熱いうちに
Jリーグに繋げたかったな
これからもどうやって熱いうちに
鉄は打つか、とか
ポジティブな感情をシェアするか?
そんな話をしています。

125話『ディズニーとJFAと女子サッカーと』(矢野透さん)
今回はディズニーにも女子サッカーにも
あかるい矢野透さんに伺いました。
まずは「JFA Magical Field Inspired by Disney」の話題です。
日本サッカー協会とウォルト・ディズニー・ジャパン両者が
未就学児童と小学校低学年の女の子をターゲットとして
2022年7月に発足させた
女子サッカーの新プロジェクトです。
なんでも
手を使うスポーツは中学高校生になってからでも上達するそうですが、
サッカーは小さいころに脚によるコーディネーション能力を
身につけたほうがいいそうです。
参加した親子にはディズニープリンセスが描かれた
Tシャツやボールがもらえます。
きっと楽しい時間でしょうね。
そして女子サッカーの現在について
今年7月に女子ワールドカップが
7月20日~8月20日の期間に
オーストラリアとニュージーランドで開催されます。
初めて南半球で行われる大会。
時差は日本とほとんどありませんから
ここはアドバンテージにしたいですね。
なでしこは4月に欧州遠征、
五輪のアジア地区予選もあり、来年はパリ五輪本番です。
UEFAの試算では欧州女子サッカーの資産価値は
2033年までに約1000億円に達するとしています。
またFIFAは、あと3年で女子のプレーヤーが
6000万人になると予想しています。
今のほぼ10倍です。
昨年からテレビ放映、スポンサー料が急増し、
移籍金のなかった女子サッカーにも変化が起こっています。
日本の女子はどうでしょうか?
欧州では男女とも女子クラブを持つのが常識にもなりつつあります。
アメリカで選手登録をしている女子は世界最大で約200万人、
日本は5万2000人です。
これからどんな未来を作るべきか
そんな話をしています。

124話『カタール大会に思ふ』(金子達仁さん)
スポーツライターの金子達仁さん
ラジオ・クラッキーでは初登場になります。
プライベートでのお付き合いはまったくないのですが
放送席でご馳走(好ゲーム)を前にすると
僕らの中継は時に饒舌に、無礼講に、膝を崩した
盛場トークのような自由奔放な感じになるのは
当人でさえ、ちょっと不思議な気がします。
金子さんは決して解説者のスタンスはとりません。
常に「ゲストとして紹介してほしい」と肩書きにこだわります。
それは歓迎です。
とてもわかりやすいからです。
隣に座る人がどんなスタンスで話したいか?
それが放送に臨む時、僕が一番気にする部分なのです。
時には
投げっぱなしのジャーマン・スープレックスもありますから
何を話してくれるのか
ワクワクとドキドキ
これからが楽しみです。

123話『ラ・リーガ上半期雑感』(小澤一郎さん)
お馴染みの小澤一郎さんに
今季のラ・リーガについて
シーズンを折り返した時点での
定点観測をお願いしました。
ワールドカップがシーズンの途中にあるという
イレギュラーなシーズンは
再開後、50日を経て
ノックアウト形式の欧州コンペティション突入し
さすがのエリート達も
望むようにはポイントを取りきれていない
状況に歯軋りしています。
小澤さんにお話を伺ったタイミングは
実はその少し前なので
エリート達の変化がよりわかりやすく
この分析が興味深いと思います。