
東京ライトハウスチャーチ 礼拝メッセージMar 05, 2023

「この地にキリストの栄光を現す教会」
日時:2023年5月28日ペンテコステ礼拝
聖句:使徒Act.1:3-8、イザIsa.58:11-12
1.「イエスは主」と信じる者は、
賜物として聖霊を受け、更に聖霊に
満たされると約束されています
「あなたがたは聖霊のバプテスマを
受けるからです」
エレJer.31:31-34
使徒Act.1:4-5、2:1-4、2:38
ルカLuk.11:9-13
聖霊のバプテスマ=洗礼、浸す
2.聖霊のバプテスマを受けて、
神の国の実現を宣言する器として
用いられます
「あなたがたは地の果てにまで、
イエスの証人となります」
マタMatt.3:7-12
エゼEze.36:25-28
イザIsa.6:1-8
火のバプテスマ=裁きと打ち砕き、
主の働きへの聖めと聖別
3.主が再臨される時まで聖霊の火は
燃え続け、主は教会を通して栄光を
現されます
「天に上げられたこのイエスは、また
おいでになります」
マタMatt.24:14
使徒Act.2:16-21
聖霊が注がれる「しるし」
①血:キリストの十字架の血潮
②火:聖霊のバプテスマ
③煙:主の臨在と栄光(再臨)
イザIsa.60:1-3 起きよ!光を放て!

「御霊によって「イエスは主」を行ないつつ歩む」
2023年5月21日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.12:38-50、ピリPhil.2:11-14
1.イエスは死んで三日目に復活した救い主なのです
「人の子も三日三晩、
地の中にいるからです」:40
*ヨナ2:7-9 「救いは主のものです!」
*ⅠコリCor.15:3-6
*イエスの復活は事実!
その証人が弟子(私)たち!
2.イエスは誰よりも、何よりも優れたメシヤなのです
「ヨナ、ソロモンよりもまさった者がいる」
*メシヤ=油注がれた者
神の代行職務:預言者、王、祭司
*ヘブHeb.8:6
*さらにすぐれた… (ヘブル人への手紙)
・御名1:4
・希望7:19
・契約の保証/仲介者7:22、8:6
・務め8:6
・いけにえ9:23
・故郷、都11:16
・よみがえり11:35
3.「イエスは主」と、御心を行なう者は父なる神の家族です
「父のみこころを行う者はだれでも…」:50
*ピリPhil.2:11-14 「イエスは主である」
→「志を立てさせ、事を行なわせる」
*ヘブHeb.13:21
*イエスを主と告白する者の
血縁の家族も救われます!

「御霊によってイエスは主と告白しつつ歩む」
2023年5月14日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.12:22-37、黙示Rev.12:11-12a
1.イエスの御霊によって神の国は私たちのところにきている
「もう神の国はあなたがたの
ところに来ている」:28
*ヘブHeb.11:1-3 「見えるものが目に見える
ものからできたのではないことを悟る...」
*ⅡコリCor.4:18
「見えないものはいつまでも続くからです。」
2.主の御霊の教える真理に従って歩みます
「御霊に逆らう冒涜は赦されません」:31
*ヨハJohn14:25-26
*ヨハJohn 16:13 「…真理の御霊が来ると、
あなたがたをすべての真理に導き入れます。」
(1) A 復活以前のイェシュアに対して批判した者
B 復活後のイェシュアを否定する者
(2) A 回心以前に罪を犯した者
B 洗礼の受けた後に罪を犯した者
(3) A 福音に対して批判的である者
B 福音をよく理解した上で明確に拒絶する者
3.私たちは「ことば」によって良い実を結びます
「正しいとされるのは、
あなたのことばによる」
*ⅠコリCor.12:3
聖霊によって「イエスは主」と告白する!
*黙示Rev.12:11-12a
「小羊の血と、自分たちのあかしのことばの
ゆえに彼に打ち勝った。だから喜びなさい!」

「変動する時代の中で福音を宣べ伝える」
2023年5月7日 聖日礼拝
(五月聖会Ⅰ振り返り)
聖句:マタイMatt.28:16-20
1.大宣教命令は接着剤である
(ひとつにする)
マラMal.3:6 主は変わることがない
ⅡペテPet.3:9「ひとりでも...、
すべての人が…」
ヨハJohn4:35 収穫は熟している!
2.大宣教命令とは
宣教する人となることである
ルカLuk.19:10、ⅠコリCor.9:16、10:31
・真の礼拝者、人々を礼拝者へと導く
・神の御言葉の力を確信して献身する
・御国の考え方を土台に強い関係を築く
・もう一人弟子を作るために出て行く
3.大宣教命令には
任務のための力も伴う
使徒Act.1:8、2:1-4,11、4:20
・平安の主が世の終わりまで共にいる
・イエスの権威+聖霊の力も与えられた
4.未完の大宣教命令を終わらせる
という偉大な働きに参画する
マタMatt.24:12、黙示Rev.7:9-10、
イザIsa.6:8
・御言葉を確信し、
真の礼拝者として献身します。
・「ここに私がおります。
私を遣わしてください!」

「イエス様と一つとなる No.3」〜イエス様が与える安息に生きる〜
日時:2023年4月30日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.12:1-21
*安息日=シャバット
神と人が共に住む神の国の完成を祝う
1.イエス様は主の弟子を
神の国の自由と喜びに満たします
「イエスは、安息日に麦畑を通られた」
申命Deut.23:24-25、創世Gen.2:16-17
出エEx.20:8-11
「神の国は・・・義と平和と聖霊による
喜びです」ロマRom.14:17
2.イエス様は主の弟子たちと
共に神の国を拡大します
「祭司たちは安息日の神聖を冒しても
罪にならない」
ⅠサムSam.21:1-6
「ここにこの宮より大きな者がいる」
→全宇宙を造られた安息日の主を知る
ホセHos.6:3,6、コロCol.1:6
3.イエス様は人々を救い、癒し、
解放し続けておられます
「安息日に良いことをすることは、
正しいのです。」
・手=ヤード
初回言及:創世Gen.3:22「手を伸ばす」
→いのちの木に手を伸ばしてその実
を食べ、永遠のいのちに生きる
神の民ユダヤ人が永遠のいのちを得た
「異邦人は彼の名に望みをかける」
マタMatt.12:18-21
私たちも「イエス様に向かって手を伸ばしなさい」と宣言します!

「礼拝者として、ここから出て行こう!」
日時:2023年4月23日 三世代礼拝
聖句:創世記4:1-8、ローマ12:1-2
創4:4
「主はアベルとそのささげ物とに目を留められた。」
*目を留めた:<へ>シャーツァー
注目する、目を注ぐ、凝視する
①主はアベルの純粋な主に対する信仰と、
その捧げものに目を留められた
a.主は「アベルに」目を留められた
カインについて Ⅰヨハネ3:12
アベルについて ヘブル11:4
b.主は「アベルのささげ物に」目を留められた
彼の羊の初子の中から、それも最上のもの
②恵みによって救われた私たちは「イエスは主」と
告白し、心からの礼拝を捧げます
(エペソ1:3-7、ヨハネ4:23-24)
*義人:自分は100%罪人であることを認め
イエス様の救いを受け取る人
「イエスは主」と告白し、神様と正しい
関係にある人
*礼拝:最高の価値があることを表す
主は、霊とまことによる礼拝者を求めておられます
③礼拝者とされた私たちは、神の国が拡がる
ために、主とともにこの世に遣わされます
(1コリント10:31、ヨハネ20:21-22、ローマ12:1-2)
*神の国:神の支配が及ぶ場所・
義と平和と 聖霊による喜び(ローマ14:17)
*あなたがたは、…何をするにも、ただ神の栄光を
現すためにしなさい。
*「私のためのイエス様」から「イエス様の私」へ
神様の御心がこの地になるために、私自身を
ささげ物として捧げます!

「イエス様と一つになって生きるNo.2」~主のくびきを喜んで背負い、不動の平安に生きる~
日時:2023年4月16日 聖日礼拝
聖句:マタイMatt.11:25-30、
1ヨハJohn.5:1-5
1.イエス様によって父なる神様との完全な和解が与えられた
「子が父を知らせようと心に定めた人は父を知る」
・救いは神の一方的な主権による選び
1コリCor.1:26-31、エペEph.1:3-7
・知る=エピギノースコー、
確実に知る、知り尽くす
2.イエス様は私たちを主の弟子として御許に招いておられる
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は来なさい」
・「わたしのもとに来なさい」
=「わたしの方に振り返りなさい」
箴言Pro.3:5-6、イザIsa.40:28-31
3.イエス様のくびきを負い、不動の平安に生きよう
「わたしのくびきを負って、わたしから学びなさい」
・くびきを負う=シェマー、
聞き従うこと
ヨハJohn.15:4-5
1ヨハJohn.3:23-24、5:1-5

「シャローム 」~主が勝ち取られた平安に生きる~
シャローム
- 主が勝ち取られた平安に生きる -
御言葉:ヨハネ20:19-22、マタイ11:28-30
4月9日 イースター礼拝 八束 選也 師
復活されたイエス様は、最初に弟子たちに現れて、「平安があなたがたにあるように」と語られました。平安は、英語では「Peace」で「平和」のことです。また、ギリシャ語では「エイレーネ」で「平和、静けさ、休息」の意味があります。ヘブル語では「シャローム」で「平和、安全、繁栄、勝利、報酬」などの意味のある豊かな言葉です。イエス様がおっしゃる平安(シャローム)は、私たちと神様との関係の回復を意味します。ヘブル語の文章の始まりは動詞です。また、ヘブル語の基本の言葉は動詞です。これは神様が今も生きて働かれているということです。イエス様は十字架の死、葬りと復活の御業を成し遂げてくださり、神の平安を勝ち取ってくださいました。
1.イエス様は私たちの罪を赦してくださった救い主です。
私たちの罪の代価を支払い、報酬として救いを与えてくださった
「シャローム」は動詞で「支払う」という意味があります。支払った結果、代価・報酬が与えられます。イエス様は、私たちの罪の代価を、イエス様ご自身のいのちを犠牲に支払ってくださいました。私たちはイエス様から救いを受け取っています。神は人を創られましたが、「善悪の知識の木からとって食べてはいけない」という神様からの禁止事項を、人は守ることができませんでした。混乱と暗闇の中を歩むようになった人を神様は深くあわれみ、御子イエスを遣わしてくださいました。イエス様は、十字架上で「父よ、彼らをお赦しください」と宣言されました。(ルカ23:34)この赦しは、私たちの罪のためでした。神様と私たちの隔たりであった罪をイエス様が取り除いてくださり、私たちのために父なる神様との和解を成し遂げてくださり、私たちに平安をくださったのです。(Ⅰペテ2:22-25、ロマ5:1)
2.イエス様は死を打ち破りよみがえられた 全能の神です。
私たちの救いを完成され、新しい人として回復してくださった
「シャローム」には、「完成する」という意味があります。イエス様は十字架の上で「完了した」と言われました。(ヨハ19:30)イエス様は、死を打ち破りよみがえられた全能の神です。私たちの救いも完成してくださいました。イエス様は、私たちの罪を赦すだけでなく、過去の罪は二度と思い出さないと言ってくださるお方です。神は、人を神の似姿に創られ、「非常に良い」と宣言してくださったように、神様から見たとき、私たち一人一人は「非常に良い」存在なのです。イエス様が救いの御業を完全に成し遂げてくださり、私たちを完全な姿に回復してくださり、私たちは新しく造られた者です。(創世1:31、Ⅱコリ5:17)
3.イエス様は私たちと共に歩んでくださる 良い羊飼いです。
私たちを安らかにしてくださり、不動の平安を与えてくださった
「シャローム」には、「安らかにする」という意味があります。私たちもイエス様に出会って、イエス様は私たちに不動の平安を与えてくださいました。最初の人に与えられ、今も変わらず注がれている、イエス様からの絶大な愛と信頼がシャロームです。イエス様が注いでくださる愛は、私たちの対人関係を潤してくださいます。(ヨハ20:19、マタ11:28-30)イエス様が弟子たちを遣わされたのは、その平安を人々に伝えるためでした。イエス様は、私たちを見捨てることをせず、聖霊によって弟子たちとまた、私たちとともにいてくださるお方です。主は世の終わりまでともにいてくださいます。(詩篇23:1-6)

「イエス様と一つになって生きるNo.1」〜聖書が教えるイエス様イメージに生きる〜
イエス様と一つになって生きる No.1
- 聖書が教えるイエス様イメージに生きる -
御言葉:マタイ11:1-19、ガラテヤ2:20
4月2日 聖日礼拝 八束 選也 師
1.聖霊によってみことばが教えるイエス様のイメージに私を合せます
「だれでもわたしにつまずかない者は幸いです」
バプテスマのヨハネはイエス様のために道備えをするために遣わされた器ですが、ヘロデ王によって投獄されてしまいました。獄中で聞くイエス様の噂は、自分が考えていたメシヤイメージと違っていたため、2人の弟子を通して「おいでになるはずの方は、あなたがですか」〔=(G)メアコメノス:来られる方、初臨と再臨のイエス様〕と聞きました。イエス様は預言の成就として来られた方です。(イザ35:3-7,61:1-4)「だれでもわたしにつまずかない者は幸いです」と答えられましたが、この「つまずく」という語は、「イエスは主」という信仰の根幹が揺るがされることです。ヨハネのように投獄という試練が問題なのではなく、私たちが持っているイエス様イメージが問題なのです。(ロマ9:30-33,マタ16:1-4)
私たちは、正しいイエス様イメージを握って主にお仕えしていきましょう。
2.聖霊によってイエス様が私たちの内に住み、生き生きと働かれます
「天の御国の一番小さい者でも、彼より偉大です。」
「天の御国は激しく攻められています」とは新改訳2017欄外別訳では「天の御国は力強く到来しています」とあり、ヘブル語に訳し直すと「天の御国はほとばしり出ています」となります。同時にミカ2:12-13を理解する
ことが大切です。主はユダヤ人である羊たちを全世界から一つに集め、羊たちは羊飼いであるイエス様に生き生きとついていくのです。
「天の御国の一番小さい者」とは誰のことでしょう。私たちのことです。バプテスマのヨハネよりも偉大な人と主は語ってくださるのです。
主は十字架を復活の御業により、旧約におけるすべての契約を成就し、新しい契約をも成就してくださいました。(エレ31:33-34,使徒1:6-8)
3.イエス様が私たちの生活と人生を通して現わされ、御国が拡大していきます。
「知恵の正しいことは、その行いが証明します」
「耳のある者は聞きなさい」(マタ11:5)とは、「シェマー」悟り行うことです。(マタ13:9-23)
分からないことは、分かったふりをしないで聞きなさいということであり、ユダヤ人の教育でわからないことは質問するよう指導します。そして、聞いたなら行うことが大切であると教えます。しかし、主はパリサイ人や律法学者の行いには真似てはいけないと言われます。(マタ23:1-3)「知恵の正しいことは、その行い(その子ども)が証明します」(ルカ7:35)
聖霊様の助けを受けて、みことばに生きる時、御国は拡大してきます。
今週は受難週です。キリストと共に死に、一つとされたことを覚えて祈りつつ過ごしましょう。

「Let’s Go !」〜 主と共に、主の為に 〜
御言葉:ピリピ3:8-14
3月26日
三世代礼拝
八束 由佳 師
1.イエス様の十字架の贖いの恵みを土台とし て生きます
神の御子イエス・キリストは十字架の死、葬り と復活によって私たちの罪を贖ってくださいま した。聖霊様の助けにより、このことを信じる者 は救われます。(IIコリ5:17-18)「キリスト・イエス が私を捕らえてくださった」(ピリ3:12)と獄中の パウロは記しています。「捕らえる」(G:カタラン バノー)には、取りつく・逮捕する・理解する・巻 き込む等の意味があります。イエス様はご計画 のうちに私たちを捕らえ、主の働きに加えてお られます。主のいつくしみと恵みは私たちを追 いかけてきます。(詩23:6)イエス様は十字架に よって、私たちが持っている古いものをイエス 様が持っておられる新しいものと交換してくだ さいました。(IIコリ8:9)1罰→赦し(コロ1:13- 14)2病と痛み→癒しと健康(Iペテ2:24)3罪 →神の義(IIコリ5:21)4死→新しいいのち(ロマ 6:23)5貧困→神の豊かさ(IIコリ8:9)6恥→神 の栄光(ヘブ12:2)7拒絶→神の家族に受け入 れられた(ロマ8:15)8呪い→祝福(ガラ3:13-14) 主は私たちを良いもの(トーブ)とされ、和解の 務めをなす者としてくださいます。(IIコリ5:17- 18)私たちは、イエス様の十字架の贖いの恵み を土台として歩んでまいりましょう。 2.イエス様だけに目を留め、繋がり続けて生 きます
パウロは「ただこの一事に励んでいます」(ピリ 3:13)と書いています。「一事」(G:ヘイス)は数 字の1を意味します。「どうしても必要なこと は・・・ひとつだけ」(ルカ10:41-42)です。イエス 様は、私たちがご自分だけに目を留めることを
願っておられます。イエス様との交わりによっ て、私たちはいつも喜び、機嫌良くしていられ ます。(ピリ3:1)ぶどうの木であるイエス様に枝 である私たちがしっかりと接ぎ木されているな ら、養分が行き届いて多くの実を結びます。(ヨ ハ15:4-5)イエス様から目を離さないように(ヘブ 12:2)、私たちは日々、御言葉を読みましょう。 神の言葉は私たちを養い育てます。(ヨハ1:1、 5、マタ4:4、詩119:105)また、祈るところに聖霊 の風が吹き込まれます。(ヨハ3:8) 3.この地の破れを繕うために主と共に、主の ために出て行きます
「目標を目指して一心に走っています」。「目 標」(G:スコポス)とは、ピリピ3:14だけに使われ ている言葉です。信仰生活の究極の目的、「死 者の中からの復活に達する」(ピリ3:11)とは、主 の再臨の時に栄光のからだによみがえらされ て、主とお会いすることです。「イスラエルの救 いと世界宣教の完成」が私たちの目標です。 弟子の祈りを祈りながら、この地の破れを繕うた めに、主と共に、主のために出て行きましょう。 主は、廃墟(主がおられない時代・場所)に私 たちを派遣され、市街を人々が住めるように回 復されます。(イザ58:12)私たちは行って、祈り の祭壇を築きましょう。主がその場所を統治し てくださいます。ヤコブは枕にしていた石を柱と して立て、油を注ぎました。(創世28:17-19)こ れは礎石・かしら石であり、初めであり終わりで あるイエス・キリストです。主の御前にへりくだる ときに、主は力強い御業を現し、神の国の完成 へと導かれます。新年度、心を新たに歩ませて いただきましょう。

「わたしを愛しますか」〜 キリストのためのわたし 〜
御言葉:ヨハネ21:15-19
3月19日 聖日礼拝 辻本 眞悟 師
金沢グレイスチャペル牧師
ユダヤ人にとって、食事に招くことは関係の回 復を意味していました。イエス様が十字架に架 けられた時に逃げ去った弟子たちは、イエス様 が朝食に招いてくださったことに、イエス様の愛 と赦しを感じていました。イエス様の十字架の 時、3度イエス様を知らないと言っていたペテロ は、関係が回復された朝食のあと、イエス様に3 度「わたしを愛するか」と言われて心を痛めまし た。しかし、イエス様は、責める思いで3度聞か れたのではありません。イエス様がペテロに「ヨ ハネの子シモン」と呼び掛けているのは、聖書 にもう一か所あります。ペテロを召命しているとこ ろです。シモンは漁師で無学の者でしたが、イ エス様が「シモン(葦、弱々しいもの)」から「ペテ ロ(岩)」に名前を変えられました。そして、復活 されたイエス様は、十字架の時に逃げた弱々し いシモンを赦し、もう一度「シモン」と呼び掛け、 そのままで弱いままでいいのだよと語りかけ、ペ テロは再献身したのです。 1.主イエスが必要とされ、用いられるのは、心砕 かれ、主にのみ望みを置く者だけです
ペテロはイエス様が十字架に架けられる前 に、「ほかの弟子がつまずいても私はつまずきま せん」と言いました。(マタ26:31-35)それで、イエ ス様はペテロに「この人たち以上にわたしを愛し ますか」と言われたのです。イエス様は、私たち の「わたしができる」という力は必要としていませ ん。「神様がいないと何もできません」という弟子 を神様は必要としています。ペテロはへりくだっ て、「私があなたを愛することはあなたがご存知 です」と答えました。そのようなペテロに、イエス 様は、わたしを愛しているなら態度で示すよう に、「わたしの羊を飼いなさい。牧しなさい。養い
なさい」と言われたのです。心砕けたあなただか らわたしの愛を届けることができると語ってくだ さっています。 2.隣人を愛し、隣人に仕えることこそ「わたしを 愛する」ことなのだと主は言われたのです
「主を愛する」ということは隣人を愛し仕えてい くことです。愛を表すということは、自分の時間を その人のために使うということです。主とペテロ の3回のやり取りは、日本語では「愛」になります が、「アガパオ―(アガぺ(神の愛)をもって愛す る)」と「フィレオ(友情愛・自分の持っている最善 で愛する)」に使い分けられています。イエス様 は1回目と2回目は「アガパオ―の愛で愛します か」と聞き、3回目は「フィレオの愛で愛しますか」 と聞いています。ペテロは3回ともへりくだり、 「フィレオの愛、私の最善の愛で愛します」と言 いました。そのようにへりくだったペテロに、イエ ス様は「羊を飼いなさい」と言われたのです。 3.「キリストと共に死んで復活した」という信仰が 確立する時、あなたは隣人の最大の必要を満 たすでしょう
小山大三先生が「『キリストが私のために死んで くださった』と思っているクリスチャンはまだ半人前 です。一人前のクリスチャンは、『私はキリストと共 に死んだ』と思い、キリストと共に生きようとします」 と言われました。ヨハネ21:18には、ペテロがキリ ストと共に死に、共に歩き、殉教することが書かれ ているのです。イエス様は、私のために死んでく ださったキリストです。私たちは、キリストのいのち にあって新しく歩み、キリストのための私、キリスト のために生きる者となりましょう。(ロマ6:3-4、14:7 -8)神様は私たちに豊かな実を結ばせてくださる お方です。

「イエス様 信じて良かった」
2023年3月12日 聖日礼拝
[聖句] ヨハネJohn.12:46~47
メッセージ講師: 向井 嗣業 師
(知多半島中央キリスト教会)
①罪赦され、救われ、永遠のいのちを受けています
ヨハネJohn.3:16
②祈れる幸いを得ています
エペソEph.6:18
③主の栄光を現わす者とされています
イザヤIs.60:1~3

「派遣される弟子たちへNo.2」~恐れないでついて来なさい~
日時:2023年3月5日 聖日礼拝
聖句:マタイMatt.10:24~42、
使徒Act.18:9-10
1. 主を知らない人の顔を恐れてはいけません
「恐れてはいけません(:26,28,31)」
*創世Gen.3:8-10
*箴言Pro.29:25-26
「人を恐れるとわなにかかる。
しかし主に信頼する者は守られる。」
*ルカLuke.2:10
*ヨハJohn.16:33
「勇敢でありなさい。
わたしはすでに世に勝ったのです。」
2. イエス・キリストを人々の前で認め、証ししなさい
「わたしを人の前で認める者は(:32)」
*使徒Act.18:9-10
「恐れないで、語り続けなさい。」
3.自分の使命を負ってイエス様について来なさい
「自分の十字架を負ってわたしについて(:38)」
*エペEph.6:17
「御霊の与える剣である、
神のことばを受け取りなさい。」
*ヘブHEB.4:12
*黙示REV.1:16
*ピリPhil.3:12-14
「ただ捕えようとして追求している…
...イエスが私を捕えてくださった...」

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す」〜すべての世代からあふれ流れる主の恵み〜
昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す - すべての世代からあふれ流れる主の恵み -
御言葉:イザヤ58:11-12、詩篇145:1-21
2月26日 三世代礼拝 峯口 勝利 師
1.廃墟を建て直す計画は私たちの世代を超えます
主の贖いのご計画は、ひとつの世代に収まるこ とがありません。(詩145:1-2)アダムに始まり、ノ ア、アブラハム、ダビデ、世代から世代へと繋がり、 ついに私たちにまで届いたのです。「昔」と訳され ているオーラムは、初めから終わりまでのすべてを 含む言葉です。ユダヤ人は聖書を通して、破れを 修繕する使命(ティクン・オーラム)を神から受けて います。東日本大震災の時、イスラエルの医療団 は真っ先に被災地に来て活動してくださいました。
人は神が行われる御業を初めから終わりまで見 極めることはできません。(伝道3:11)イエス様も弟 子たちの足を洗いつつ、「今はわからないが後で 分かるようになる」(ヨハ13:7)と語られました。私た ちは、神の贖いのご計画のほんの一瞬を見てい るに過ぎないのです。信仰の戦いを勇敢に戦って おられる先輩が教会に与えられていることを感謝 します。オリーブ世代の方々は永遠の神(エル・ オーラム)が必ず破れを繕い、廃墟を建て直して くださることを確信し、人生の終盤にあっても一生 懸命に主に祈り、仕え、次世代のために種を蒔き 続けてくださっています。私たちも永遠の神を仰 ぎ見ながら歩んでまいりましょう。
2.イエスキリストの贖いの計画(代々の礎)は、 私たちの理解を超えます
主の偉大さは、私たちの理解をはるかに超えて います。(詩145:3)ユダヤ人は御言葉を愛してい ましたが、彼らの頭で理解できる救い主を求めて いたので、イエス様を十字架につけてしまいまし た。私たちの知性では、キリストの十字架は愚か に見えるのです。(Iコリ1:23-24)パウロは「私の言 葉と私の宣教とは、説得力のある知恵の言葉に よって行われたものではなく、御霊と御力の現れ でした」(Iコリ2:4)と書いています。たとえ聖書知 識が乏しくても、幼子であっても、イエス様を伝え ることができます。聖霊様に依り頼みましょう。また、毎週のメッセージを知的な情報としてではな く、主のお言葉として受け取りましょう。
主は、目の見えない者にイエス様の御手を見せ てくださり、耳の聞こえない者に御言葉を語りか け、汚れた心を新しい心に造り変えてくださいま す。(Iコリ2:9-10)ナアマンは皮膚病の癒しをエリ シャに求め、予想外の対応をされて激怒しました が、しもべから助言を受けてエリシャの言葉に従 い、癒やされました。(II列王5:11-14)私たちも思 い通りに事が進まないとき、神に何度もつぶやい てしまいますが、必ず主は救いの手を伸べ、主の 栄光を教会に現してくださいます。
3.私たちからあふれる生ける水がこの地を潤します
「熱心に語る」(ナーヴァー)」(詩145:7)は、内に あるものが外にあふれ出すイメージの言葉です。 主は私たちの人生に満ちあふれてくださるお方で す。(詩23:5)自分の努力や頑張りではどうしても 止めることができなかった悪習慣から、私は解放 されました。(ガラ5:16-25、ヨハ8:36)ぞうきんから水 を絞り出すような歩みではなく、心の奥底から生け る水の川が流れ出るようになる(ヨハ7:37-38)、これ が私たちクリスチャンの歩みです。御霊様が私の 中に満ちあふれ、古い性質は過ぎ去るのです。ま た、聖霊が注がれるのは、外に向かうためです。 人目を避けて井戸に水を汲みに来たサマリヤ人 の女性に、イエス様は「わたしの与える水はその 人のうちで泉となり、永遠のいのちの水が湧き出 ます」(ヨハ4:14)と宣言されました。そして彼女だけ ではなく、彼女の証しにより多くの人がイエス様を 信じたのです。(ヨハ4:39)「聖霊が注がれるとあな たがたは力を受け・・・地の果てまでわたしの証人 となります」(使徒1:8)砂漠や荒れ地のような人間 関係にイエス様の御手が伸ばされ聖霊様が注が れるなら、そこは主の園のようになっていくと信じ、 大胆に御言葉を告白しようではありませんか。

「派遣される弟子たちへNo.1」~御国の到来と平安を語れ~
派遣される弟子たちへ No.1 - 御国の到来と平安を語れ -
御言葉:マタイ10:5-23、イザヤ51:3-5
2月19日 聖日礼拝 八束 慰也 師
イエス様は12弟子を遣わしました。福音はま ず、イスラエルに伝えられなければなりません でした。それで、「異邦人の道に行ってはいけ ません」とあるのです。神様は、イスラエルを何 度もあわれんで救い出してくださったように、 「みことばは、地の果て島々にまで及ぶ」と聖書 にあるように、東の果ての島々、この日本も神 様はあわれんでくださり必ず救い出してくださ るのです。 1.「神の国が近づいた」と宣言しなさい 「...『天の御国が近づいた』と宣べ伝えなさい。 (:7)」
「近づいた」というのは、原語では「接してい る、もう来始めている」ということを意味します。 「神の国はすでに来ていると」宣言しなさいとい うことです。イエス様は弟子たちに、神の国は すでに来ているので、癒し、きよめの業、また 死人を生き返らせ、悪霊の追い出しの業を、あ なたたちがしていくのだと言っています。パリサ イ人に「神の国はいつ来るのか」と言われた 時、イエス様は「神の国はあなたがたのただ中 にあるのです」と言われました。(ルカ17;20- 21)「金貨も下着も履き物も杖も持たずに行きな さい」というのは、十分な備えをしてから行くの ではなく、ただ主に信頼して「行け」といわれたら 行きなさいということです。私たちも遣わされた 所で、「神の国は来ています」と宣言しましょう。 2.遣わされたその家の平安を祈りなさい 「...平安を祈るあいさつをしなさい(:12)」
イエス様は、弟子たちに、神の国が来たと宣 言してから、誰が適切な人かを調べて語り、そ の人の所に留まり、関係を結び、時が来るまで そこにとどまりなさいと言われました。私たちは この地上では旅人であり寄留者です。遣わされていることを思い、平安、シャロームを祈りなさ いと主は言われます。(エレ29:7)平安は、〈ギ〉 アイレーネ、〈へ〉シャロームです。ヘブル語の 意味する「平和」(シャローム)は、1平和 2平 安 3繁栄 4健康 5充足 6知恵 7救い 8 勝利で、これらのすべての点で欠けが無く完全 な平安に満ちていることです。(イザ51:3-5)福 音を語るのは弟子の責任です。しかし、それを 受け入れるかどうかは、聞いた者の責任です。 主の命令は、受け入れられなかったら、次の町 に行きなさいとあります。語ったら、まだイエス 様を知らない方へ福音を宣べ伝えていきましょ う。 3.イエス様の証しをするために賢く、御霊に よって純真でありなさい
「...蛇のようにさとく、鳩のようにすなおであり なさい。(:16)」
蛇は、原語では賢く、利口で、繊細で敏感だ と書いてあります。蛇と対比すると、鳩は純真、 素直、シンプル、単純、鈍感ということです。イ エス様は証しする時に、この二つを兼ね備える よう言っておられます。「...善にはさとく、悪に はうとく...」というのは、善には敏感であり、悪に 対しては、鈍感でシンプルで、それには考えが 及ばないような者であるということです。(ロマ 16:19~20)イエス様を証ししていく時に、迫害 を受けるようになります。鳩は聖霊を象徴しま す。その時に何を語ろうか心配しなくとも、鳩の ように素直に神に応答する時に聖霊が教えて くださいます。終わりの日に誇れるのはイエス 様の十字架だけです。非難されることのない純 真さを聖霊によって受け取り続け、イエス様を 証しし続けていきましょう。(ピリ2:12~16)

「祈る弟子たちを通して拡大するイエス様の働き」
祈る弟子たちを通して拡大するイエス様の働き
御言葉:マタイ9:35-10:4、ローマ10:13-15
2月12日 聖日礼拝 八束 慰也 師
イエス様は自然界も霊界も肉体(癒し)も治めておられることを、町々を巡り歩いて現わされました。イスラエルを回復したいとイエス様は思っておられました。
1. イエス様はさまよう羊をあわれんでくださいます
「…倒れている彼らをかわいそうに思われた。(:36)」
神様はイスラエルのリーダーたちに対して、「あなたがたは羊を養っていない、私があなたに託したイスラエルの民はどうなっているのだ。あなたが人間の知恵で羊を導くのではない、神であるわたしに聞いて、それを実行するという方法を通してイスラエルを導くのだ。」、「失われた羊をわたしが連れ戻す」と言われました。(エゼ34:1-4、11-12)イエス様が来られたのは、そのみことばの成就です。羊はおろかな生
き物と言われます。イスラエルの民は同じ間違いを羊のように繰り返していました。神様がかわいそうに思われたというのは、はらわたがよじれるようなあわれみ(スプランクニゾマイ)で、行動の伴うあわれみ、救い、癒し、解放の伴うあわれみです。聖書では、スプランクニゾマイは、神様、イエス様の思いでしか使われていません。(エレ31:20)イエス様を刺したのは、ローマ兵ではなく私たちです。イエス様は、「わたし
を刺しなさい。わたしが死ぬのでなければ、あなたは生きることができないのだから、喜んであなたのために死のう。」と言われます。それが、イエス様の十字架の愛です。はらわたのよじれるようなあわれみが今日も私たちに注がれています。
2. 主の弟子たちは、収穫の為の働き手を送ってくださいと祈ります
「収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい(:38)」
「働き手を遣わしてください」は、聖書では、もともと「働き手を投げ込んでください」という強い言い方です。働き手は、全体像や設計を知りたくなります。しかし、神様は「設計者や計画者を送ってください」とではなく、「労働者を送ってください」と祈りなさいと言われました。働き手は手足を使って働きます。イエス様も足を使って町々を歩きました。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう」というのは、足を用いて福音を伝える働き手のことです。「口がりっぱだ」とは言っていないのです。(ロマ10:13-15)イエス様は天の父から遣わされた日雇い労働者のような者です。神様からこの世に投げ込まれ、民を深くあわれまれました。
3.主の弟子たちは、イエスの権威と心を受け継いでいくのです
「…汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。(10:1)」
「収穫のための働き手を送ってください」と祈り、弟子たちが使徒となりました。使徒とは遣わされる者、実際に現場に足を運び、手を動かしている人のことです。イエス様は、「わたしの持っている深いあわれみを抱けば、わたしの働きを現わしていく」と言っておられます。あらゆる病や災いを癒す権威が、私たちイエス様を信じる者には与えられています。父なる神とイエス様が一つであるように、神の家族は愛し合い、一つとなって福音を伝えていきます。(ヨハ17:18-21)パウロにもイエス様の心が与えられました。(ロマ9:1-3)私たちは、神様からはらわたのねじれるようなあわれみを頂いて、また神様からあきらめない情熱を注いで頂いて、福音を伝えてまいりましょう。(イザ52:7-10)

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.4」〜人々の生活と人生が建て直される〜
昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.4
- 日本の人々の生活と人生が建て直される -
御言葉:イザヤ58:6-12、使徒15:16-19
2月5日 聖日礼拝 八束 選也 師
「破れを繕う者」(イザ58:12)
*繕う=ガダー、(壁を)作る、(主の宮の為に石を)組み上げる
ガダーは、Ⅱ列12:12と22:6で初めて使われており、壊れた宮を修復するための石工という意味です。アモ9:11-12に「ダビデの倒れている仮庵を起こし、『破れを繕う』」とあります。建てられた宮が石でも布でも、主の宮を建て直す人が「ガダー」です。エルサレム会議では、アモス書が宣言されました(使徒15:16-17)。破れを繕う者とは、この会議での決定を受け取り、神の宮を修復し、この世の破れを繕う者であることがわかります。この会議では、異邦人クリスチャンと共に歩むために、また福音宣教のために、聖霊とユダヤ人リーダーたちから寛大な愛による決議がなされました。重要なポイントは、①ユダヤ人も異邦人も主イエスの恵みによってだけ救われたことを確認、②ユダヤ人と異邦人が一致する為に必要な最小限の約束事を決定、の2つです(使徒15:12-21)。ユダヤ人と異邦人は互いに愛し合い、一致して教会を築き上げていきました。律法は、主を愛し隣人を愛するということです。隣人を愛するとは、破れを繕うこと、主の宮を建て直すことです。
「隣人を愛し、この世の破れを繕う」
1.神の家族を愛して共にキリストのからだを建て上げる
イエス様は、私たちの罪を十字架によって取り除いてくださり、私たちを教会に加えてくださいました。主にある兄弟姉妹が互いに愛し合うことがイエス様の喜びです。イエス様を愛することは、イエス様の戒めを愛することであり、教会を愛することです(ヨハ13:34-35)。 主は、教会として一人一人に使命と賜物を与えてくださり、ご栄光を現してくださるので(ロマ12:3-10)、私たちは主にある兄弟姉妹を愛します(ガラ6:9-10)。
2.人々に救い主イエス様と神の国の福音を宣べ伝える
イエス様を知らない人に示す最高の愛は、イエス様の愛をお伝えすることです。これ以上の祝福と愛はありません。伝道には、2種類の方法があります。
①主の賜物と力で直接イエス様を伝える
主は私たちを無防備で遣わされません。聖霊で私たちを満たし、私たちが行く所において、働きを通してご自身が主であることを示され、御名が崇められるようにされました(マコ16:15-20)。今でも主は、しるしと不思議をもって、生きて働かれる唯一の救い主であることを明らかにしてくださいます。私たちは出て行く時、いつも祈り、主の戦略を聞きましょう(Ⅰコリ2:4-5)。そして、もう一人の人が救われるために、主に賜物を求めていきましょう(Ⅰコリ12:4-11)。
②愛の実践を通してイエス様を伝える
私たちの愛と親切を通して、主が栄光をお受けになります(マタ5:13-16)。Ⅰコリ9:19-23では、律法を文字通り守ることよりも、イエス様を伝えることを優先したエルサレム会議の精神が宣言されています。主は御霊の実を与えてくださり、私たちの内なる品性、愛と親切を通してイエス様を証しするために、私たちを用いてくださいます(ガラ5:13-26)。

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.3」〜エルサレムで主への礼拝が建て直される〜
昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.3
- エルサレムで主への礼拝が建て直される -
御言葉:イザヤ58:6-12、詩篇102:12-22
1月29日 聖日礼拝 八束 選也 師
「昔の廃墟を建て直す」(イザ58:12)
建て直す=バナー造る、建てる、(祭壇を)築く
聖書の始め、神の国の血統であるノア、アブラハム、イサク、ヤコブが祭壇を築くときに「バナー」が使われています。彼らは、自分の家、塔、街を建てる前に、主が成してくださった恵みに応答し、まず初めに主への祭壇を築きました。
1.主の永遠のご目的はエルサレムにおける神の民との親しい交わりです
(創22:9-14、詩132:13-18、マタ16:21-24、詩102:12-22)
ダビデはエルサレムを都とし、王になり最初にしたことは、エルサレムに主の臨在が永遠に留まるよう、契約の箱を運び上り幕屋を築いたことでした。ダビデは神殿建設を願い、主はその心を喜ばれました。なぜなら、エルサレムこそ主ご自身の選びの都であったからです。
神と人との親しい交わりが回復されるため、イエス様はエルサレムにおいて十字架にかかり贖いの御業を成し遂げてくださいました。主は再び戻ってこられ、廃墟となっているエルサレムに主への礼拝を回復してくださり、異邦人も加えてくださいます。主と心を合わせ、エルサレムの平和を祈り続けて参りましょう。
2.主はキリストの教会を建て上げ、栄光を現し続けておられます
(マタ16:13-19、エペ2:18-22)
主の家と呼ばれる第二の家は、キリストの教会です。教会を建てるのは主であり御霊様です。私たちクリスチャンの務めは、「あらゆる国の人々を弟子とする」(マタ28:19)ことです。
教会は、イエス・キリストが礎石であり、みことばが土台です。エペソ2:20にある使徒とは新約、預言者とは旧約聖書を意味し、教会はイスラエルを軸とした聖書全簡の上に建て上げられます。御からだである教会は異なった器官である兄弟姉妹から成り、一人ひとりは主の目に尊く欠けてはならない存在です。それぞれに与えられた役割を果たし、共に組み合わされ教会を建て上げる働きに参画して参りましょう。主は教会を通して栄光を現されます。教会に仕える中で、遜り合うこと、愛し合うこと、みことばに生きることを学ぶことができます。
3.主は家族の中心に居てくださり、家族を建て直してくださいます
(創8:15-22、ヨシュ24:14-15、ヨハ19:23-27)
主はノアだけではなく、家族にも目を留めておられ、箱舟を作ることを命じました。私達が救われたのは、後に家族、親族が救われる目的があることを覚えようではありませんか。
主の十戒の中心にあるのは「あなたの父と母を敬え」という命令です。ヨシュアは、神のことばを全て守り行うことにおいて「強くあれ」と語られ、困難な働きも成し遂げました。「ヌンの子ヨシュア」と何度も書かれていてヨシュアが父を敬っていたことが分かり、そして「私と私の家とは、主に仕える。」(ヨシュ24:15)と、自分の子どもにも命令を語り続けました。
主は十字架の最後に母マリヤと弟子ヨハネを家族とし、血潮による神の家族を宣言してくださいました。サタンは関係を引き裂きますが、主は家族を形成し、回復してくださいます。
全て回復の中心は主の臨在です。エルサレムに、教会に、家族に、主への礼拝が回復されるよう祈って参りましょう。

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.2」〜みことばの土台の上に建て上げる〜
昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.2
- みことばの土台の上に建て上げる -
御言葉:イザヤ58:6-12、ルカ1:34-38
1月22日 三世代礼拝 八束 選也 師
「築き直す」=(H)クームには、建てる・起こす・立てる・契約を結ぶという意味があります。神が築き直したいと思っておられるのは、イスラエルに対する主の契約です。(創世17:19-21)「私たちの神のことばは永遠に立つ」(イザ40:6-8)という宣言の通りです。私たちの土台はイエス・キリストであり、イエス・キリストは神のことばです。(ヨハ1:14)
1.神のことばは永遠のはじめから定められ、決して変わることがない土台です (詩119:89-91)
目に見えるすべてのものは、目に見えない主のことばによって造られ、今も生き、動き、存在しています。神のことばが私たちに与えられていることを共に喜びましょう。また、「そのように、わたしの口から出るわたしのことばもむなしくわたしの所に帰っては来ない。必ずわたしの望むことを成し遂げ、わたしの言い送ったことを成功させる。」(イザ55:11)とも宣言されています。神のことばは発せられたら必ず実現するのです。「成し遂げる」=(H)ツァラーハには、単に成功するだけではなく、問題・試練を乗り越える、使命・役割を成し遂げる、幸せにする、栄えるという意味もあります。主が成してくださるのです。ヨセフは主が共におられたので幸運な人になりました(創世39:2)。イエス様が内におられる私たちは幸いです。(詩118:25)主が宣言された祝福のご計画は、イスラエルの上に、イエス・キリストを信じる一人ひとりの上に成し遂げられていくのです。
2.神のみことばはイエス様によって成就し、今も完成に向けて働いています
「起きよ、光を放て」(イザ60:1)は、隠れている神のことばが起き上がって光を放つという力強い宣言です。イエス様は、「わたしは律法や預言者(旧約聖書)を廃棄するためにではなく、成就するために来た」(マタ5:17-19)と語られました。イザヤ書にはイスラエルに対する回復の預言が記されています。主の御心はイエス・キリストによって成し遂げられました。(イザ53:10)異邦人である私たちも「イエスを主」と信じることを通して、信仰によるアブラハムの子孫、神の国の民、神の子どもとされています。私たちは、聖書預言が成就し、今も神が力強く働いておられることを、神のことばとともに、イスラエル民族・歴史を通して確認できる恵みの時代に生かされています。キリストを通してすべての民が祝福されるという約束は今も変わらず、輝き続けています。(エレ31:33-34)
3.主の教会によって、神のことばは益々この地に打ち立てられていきます
アブラハムに主のことばが臨んだ(創世15:4)ので、神の国のご計画を受け止め、すぐに従いました。新約を生きる私たちも、不可能を可能にする主のことばが臨むとき、私たちの現実が開かれていきます。自分の考えにみことばを合わせるのではなく、主のことばに私たちを合わせていくよう、主に助けを求めましょう。私たちは、イエス様から離れては何もすることができないのです。(ヨハ15:5-8)主は、私たち一人ひとりの人生の細部にまで関心をもっていてくださいます。おとめマリヤはダビデの家系から王が生まれるという約束を受け取り、メシヤの誕生のために自らを明け渡しました。マリヤが聖霊によってイエス様を身ごもるという、人には不可能なことを可能にしてくださったお方(ルカ1:34-38、イザ55:11)は、私たちを通してもうひとりの人が聖霊によって「イエスは主」と告白することを切望しておられます。(詩100:1-3)
十字架の勝利の主、イエス・キリストを代々の礎とし、主のことばに明け渡して生きるならば、神のことばがこの地に輝きます。マリヤのように「おことばどおり、この身になりますように」と主の御前に立ち上がりましょう。

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.1」〜キリストの土台の上に建て上げる〜
昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す No.1
- キリストの土台の上に建て上げる -
御言葉:イザヤ58:6-12、黙示録1:1-8
1月15日 聖日礼拝 八束 選也 師
主の喜ばれる断食とは、主を愛し、隣人に愛と親切を行っていくことです。そのようにする時に、主は祝福してくださり、「ある者は、昔の廃墟を建て直し、古代の礎を築き直す者と呼ばれるようになる」と宣言されています。
■「代々の礎を築き直す」
*「礎」は、①建物の土台となる石②物事の基礎となる大事な物、又は人、という意味です。ヘブル語では、「モサード」で、山や地の基など人にはどうすることもできない領域のことです。全ての礎を据えられたのは、永遠のはじめからおられるイエス・キリストです。
*「礎の石」(詩篇118:22)は「ピナー〈H〉」、「コーナーストーン〈E〉」で、①建物の基礎となる隅の石、②建物全体を1つに結び合せる頭石という意味です。建物の基礎となる隅の石がイエス様であり、私たちの基準であり土台です。また、頭石は建物の最後にはめられ象徴となり、この頭石によって建物の均等が保たれ崩れることがありません。この頭石であった方イエス様は、捨てられ十字架に架けられ、そして、私たちを支える隅の石となってくださいました。イエス様は、最初に据えられる隅の石であり、また最後にはめられる頭石であるお方です。イエス・キリストは、初めであり終わりであり、その中に私たちは建て上げられています。(1コリ3:10-11)「今いまし、昔いまし、後に来られる方、主イエス・キリスト!」
1.天国の栄光を捨て卑しく人間となられ、私たちの罪の身代わりに十字架に架かられたイエス様を見上げる
すべてはイエス様にあって造られました。そして、イエス様は全てを捨てて私たちのために来てくださいました。(コロ1:15-18、26-27)被造物としての私たちの弱さを体験してくださり、十字架の死にまで従われました。(ピリ2:6-8)イエス様は、私たちの弱さを御存知です。(ヘブ2:17-18、4:14-16)大胆に恵みの御座に近づきましょう!
2.悪魔と地獄のすべての悪しき力に完全に打ち勝ち、神の御座に座しておられ、今も生きて働かれるイエス様を見上げる
イエス様は私たちのために死なれ葬られましたが、三日目によみがえられ、今も生きて働かれているお方です。イエス様は完全な勝利をとられ、イエス・キリストにある私たち、罪と死の中に死んでいた者を、勝利者と造りかえてくださいました。(エペ1:20-21、ロマ8:31-39)イエス様から目を離さないでいましょう。(ヘブ12:1-2)
3.王の王、主の主として再び来られ、この世界を愛と正義で永久に治めてくださるイエス様を見上げる
イエス様はやがて、王の王、主の主としてこの地に戻って来られます。そして、この地に神の国を完成してくださいます。(ピリ3:20-21)主は全ての国々を裁くために再び来られます。イスラエルの救いと世界宣教のために祈り、献げ続けましょう。(マタ25:31-40)イエス様が住んでおられない所は廃墟です。主は、廃墟を建て直すために、教会を用いてくださいます。ステパノは「今います」御座のイエス様に目を向けました。(使徒7:54-56)
雲に乗って来られるイエス様の道を備えるために、先に教会は恵みを受け取っています。主は、主の教会を今年さらに栄えさせてくださいます。(詩篇68:3-4)

「しかし神学」の福音〜イエスキリストにある逆転勝利の現実〜
「しかし神学」の福音
- イエス・キリストにある逆転勝利の現実 -
御言葉:詩篇3:1-3,8
ホープ・チャーチ創立牧師
1月8日 聖日礼拝 スティーブン・ケイラー 師
今年は私たちの人生の中で待ちに待ったすばらしい年です。
ダビデは神を愛し、神に愛された素晴らしい王です。しかし、彼の人生は試練だらけで失敗もおかしました。ダビデは息子に命を狙われながらも神を賛美しています。今年、この壊れた世界で私たちにも多くの問題があり戦いがあります。3節の「しかし、主よ」からが今日のメッセージです。「しかし」、主は私たちのかしらを高く上げてくださる方です。私たちのかしらとは、私たちの思いであり、見る目、聞く耳、語る言葉です。神様は神様の言葉をあなたに聞かせて、あなたがそれを語ることを望んでおられます。あなたの信仰を支え、あなたの人生を栄えさせるのは神学です。神学とは教理以上のこと、神様を知ることです。(詩篇3:1-3)
■「しかし」の定義
1 しかしは、究極の現実です
【究極】すべての上にある。すべての先にある。
最終的。
*「苦しみと悲しみの現実は、究極の現実ではありません」
*「宇宙は神の限りない喜びと栄光に満ちている。私たちは、この地上で束の間の悲しみに
囲まれているが、最終的にその悲しみは消え去る」(ティモシー・ケラー)
苦しみと悲しみは一時的なもので終わりが来ます。これが、イエス・キリストの福音です。神様の世界は栄光と喜びと平安の世界です。
2 しかしは、逆転です
【逆転】覆す。逆になる。改善する。
私たちの人生にも苦しさや悲しみがあります。「しかし」の信仰を持ち続けましょう。究極的な逆転勝利の神様が私たちと共にいます。自分の感情やメディアの情報を信頼するのでなく、神様を信頼しましょう。「あなたは私の神様です。生きて働かれ、恵み深く、真実で共にいてくださる神様です。私の人生はあなたの御手の中にあります。」と告白しましょう。(詩篇31:12-14)
この一年、あなたも、この教会も大変なところを通るでしょう。「しかし」、主は豊かな所に連れ出してくださいます。神様は、勝利と優勝を準備してくださっています。(詩篇34:19、66:12、イザヤ60:2)病、人間関係など、人には解決できないことがあります。「しかし」、神様にはできないことはありません。(マタ19:26)世にあっては患難があります。不公平な事、不誠実なことが世にはあります。「しかし」、勇敢でありなさい。落ち込んではいけません。勇敢でありましょう。私たちには過去と、今日しか見えません。しかし、イエス様は過去と今日だけでなく、明日にいらっしゃるのです。イエス様はすでに勝利されたのです。(ヨハ16:33)
「しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」これが私たちの信仰の土台です。死からよみがえられたイエス様は今も生きて私たちと共にいてくださっています。(Ⅰコリ15:17,20)主よ、私の目を開いてください。イエス様の十字架の勝利をもっと鮮やかに見せてくださいと祈りましょう。
「救いは主にあります。あなたの祝福があなたの民の上にありますように。」(詩篇3:8)

「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す」
「昔の廃墟を建て直し、代々の礎を築き直す」
御言葉:イザヤ58:6-12、Ⅰコリント3:10-11
1月1日 元旦礼拝 八束 選也 師
預言者イザヤは、「ここに、私がおります。私を遣わしてください。」と主の働きのために自分を明け渡し、「ひとりのみどり子が生まれる。」とメシア預言をしました。そして、二千年前にイエス・キリストがお生まれになり、アブラハム契約を成就され、私たちの罪の贖いを成し遂げ、救いの道を完成してくださいました。
イザヤの時代、敵国に囲まれたイスラエルの王、祭司たちは断食をしましたが、主はその断食を喜ばれませんでした。彼らの断食は自分が認められたいという自己義を主張する断食した。しかし、主の喜ばれる断食とは、すべての恵みに応答し、感謝して主から受けたものを他の人に分け与えていくことです。今年、私たちは主から受けた恵みを満ち溢れさせ、他の人を祝福し、昔の廃墟を建て直す者とならせていただきましょう。
1.イエス・キリスト、唯一の土台が建て直される
「代々の礎を築き直す」
*礎=(H)モサード=土台、(世界の、山の)基
天と地を創造された主は、この地に基を置かれ、礎となられました(イザ40:21-31)。私たちのすべての土台はイエス・キリストです。私たちは、すべてを創造された主の御業と、再創造である主の贖いの御業に注目します。万物は御子によって、御子のために造られています。
この一年、私たちはキリストの土台の上に信仰を築いてまいりましょう。(コロ1:15-18,27、Ⅰコリ3:10-11)
2.みことばを土台として人生が建て直される
「代々に礎を築き直す」
*築き直す=(H)クーム=起きる、立つ、
(契約を)結ぶ
主は、イスラエルに約束したすべての契約を必ず成し遂げてくださいます(創世17:1-8、イザ55:9-13)。イエスは十字架上で「すべては完了した」と言われ、そのことを成就されたのです。
私たちは、必ず成就する神のみことばの土台の上に生きる者となりましょう。(マタ7:24-25)
3.エルサレムで主への礼拝が建て直される
「昔の廃墟を建て直す」
*建て直す=(H)バナー=建てる、造る、
(祭壇を)築く
祭壇を築く目的は、主への感謝と臨在を仰ぐためです。廃墟はレビ記に初めて登場しますが、主の臨在が無くなった状態を意味し、主が町を廃墟とし、聖所を荒れ果てさせるのです。
しかし、廃墟を建て直されるのも主です。(レビ26:31、エゼ36:33-36)主は、エルサレムを廃墟とされましたが、必ず回復してくださいます。私たちは、エルサレムの城壁の見張り人として、イスラエルのため執り成し祈りましょう。(イザ62:1-7)
4.日本の人々の生活と人生が建て直される
「破れを繕う者と呼ばれる」
*破れ=(H)ペレツ=割り込む
ペレツは、タマルによって生まれ、イエス・キリストの系図に割り込んで生まれた者です。私たち異邦人も、主に接ぎ木された者、割り込んだ者です。「倒れたダビデの幕屋を建て直す」とは、異邦人宣教、私たちの救いのみことばです。(アモ9:11-12)私たちは、破れを繕う者として、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出す者、教会として用いて頂きましょう。良きサマリヤ人のように、隣人に対して同じようにさせて頂きましょう。(マコ1:35-39、ルカ10:25-37)

「死からいのちへ移すキリストの十字架」
日時:2022年12月25日クリスマス礼拝
聖句:イザヤIsa.9:1-2,6-7、ヨハJohn.5:24-25
1.人は神が与えるいのちを捨て
自ら死を選び取ってしまった
「闇の中を歩んでいた民は、
大きな光を見た」(:2)
*神は神のかたちに人を造られたが
・罪の故に人は死ぬ者となってしまった
・神はイスラエルを通し、
いのちの祝福を回復された
(創世Gen.12:1-3)
2.神は御子イエスを与え、
死からいのちへ移してくださった
「ひとりのみどりごが、
私たちのために生まれる」(:6)
イザIsa.7:14、ロマRom.3:23-24
*キリストの十字架と復活は・・・
①イエスは、まことの神の御子、
十字架の贖いが完成した証し
ロマRom.1:2-4、4:25
②イエスが、死と暗闇の力を打ち
破って勝利を取られた証し
コロCol.2:13-15
③イエスが永遠に共に居てくださり
導き通してくださる証し
コロCol.1:26-29
3.イエスはみことばを成就し、
神の国をこの地に完成されます
「万軍の主の熱心がこれを
成し遂げる」(:7)
・イエスは今もイスラエルを、罪人を
愛しておられます。エゼEz.36:24-28
・キリストの十字架は私たちを
死からいのちに移す!
ヨハJohn.5:24-25

「主は更に大きなビジョンを与えてくださる」
日時:2022年12月18日 聖日礼拝
聖句:ヨハネJohn.1:43-51、イザヤIsa.43:14-21
*ナタナエル=神は与えてくださる
*この聖句の鍵句=見た。見なさい。見ることになる。
1. 主の教会は、主の温かいまなざしで、見守られています。
「あなたが、…いちじくの木の下にいるのを見た」(:48)
詩篇Ps.139:1-6,エペEph.1:4-6 、ⅠペテPet.2:1-6
・エノシュ=弱い者、普通の人 (創世Gne.4:26)
2. 主の教会は、自らの弱さを認めて主の御顔を慕い求めます。
「本当のイスラエル人だ。彼のうちには偽りがない」(:47)
創世Gen.32:26-30、33:10-11、ⅡコリCor.12:9-10
*エサウ=毛深い(欲深い)
*イスラエル=神が戦われる
→ペヌエル=神の御顔
(詩篇Ps.24:3-6)
*偽りがない=仮面をかぶらない、
自分の無力さを認めること
3. 主の教会は、偉大な神の国の祝福を他の人に分かち合います
「あなたは、それよりもさらに大きなことを見ることになる」(:50)
*神の御使いが上り下りするのを見る
=偉大な神の国のみわざを見る!
イザIsa.43:14-21、ⅠペテPet.2:9-10

「行って同じようにしなさい」
1.良いサマリヤ人は愛に動機づけられる
2.良いサマリヤ人は憐れみで行動する
3.良いサマリヤ人は自ら進んで犠牲を払う

「ご自身の民を回復されるイスラエルの主イエス」
2022年12月4日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.9:18-33、ⅡペテPet.1:19
1.主の目は、へりくだる者に注がれます
「…ひれ伏して言った。」
「イエスのうしろに来て…。」
*ひれ伏す=プロスクネオ
=~に接して、口づけする=礼拝する
*ヤコJam.4:6-10
2.「イスラエルの神への信仰」が
イエスを通して、救い、癒し、解放します
「あなたの”その”信仰が
あなたを直したのです」
*民数Num.15:38-41
*「ふさ」=「主の全ての命令、みことば」
*「隅」=「隅、翼」
*マラMal.4:2
*ⅡペテPet.1:19
3.主は生き返らせ、
ご自身の民としてくださいます
「うちにお入りになり、
少女の手を取られた」
*少女の手を取った=少女を治める、
主人となる、所有する、の意。
*ロマRom.5:17
4.イスラエルの回復を今日も祈ります
「ダビデの子よ。
私たちをあわれんでください」
*エレJer.31:4 「おとめイスラエルよ。…」
*ⅡペテPet.1:19

「勇士の手にある矢」
みことば 詩篇127:1、イザヤ49:2
VICサンデー

「罪人を招き、ご自身を知らせてくださる誠実な主」
2022年11月20日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.9:9-17、エレJer.31:3、31-34
1.主は正しい人よりも罪人を招くために来てくださいました
「わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」
*ⅠテモテTim.2:4-6
2.主は、正しい行ないよりも、ご自身の性質を体験させたいのです
「わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。」
*ホセHos.6:6
誠実を喜ぶ=神を知ることを喜ぶ
*エレJer.31:3
*Ⅰ歴代Chr.16:34
*「誠実」=<ヘ>ヘセド
神の契約に基づく愛、あわれみ、恵み
神の確かさ、真実、誠実、堅固な決意
3.主は、ご自身の誠実さのゆえに、民を新しく造り変えてくださいます
「真新しい布切れで…。新しいぶどう酒を新しい皮袋に…。」
・新しい布切れ⇒新しく上に立つ王
・新しいぶどう酒⇒主の豊かな祝福
*エレJer.31:31-34
「新しい契約を結ぶ。…彼らがみな、
…わたしを知るからだ。」

「この地で罪を赦し、人を立たせるイエスの権威」
日時:2022年11月13日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.9:1-8、イザIsa.60:1-3、
創世Gen.12:1-3
1.隣人を担う者たちの信仰を通して、
主は罪から救われます
「…イエスは彼らの信仰を見て、…」
*彼らの信仰とは?
①隣人となる信仰
②その人を担う(行動する)信仰
*ルカLuk.10:36-37
③イエスは主であると知る信仰
*ルカ5:18-19
2.「イエスは主」と知らない方をも
主は招かれます
「あなたがたに知らせるために。」
Question!
5節『あなたの罪は赦された。』
と言うのと、『起きて歩け。』
と言うのと、どちらがやさしいか?
2.「イエスは主」と知らない方をも
主は招かれます
「あなたがたに知らせるために。」
*イエス様は、ご自分がこの地上で罪を赦す
権威がある事を、律法学者にも知らせよう
としてくださった恵み深いお方!
3.救われた者は、立ち上がって
召された所へ出て行きます
「起きなさい。
寝床をたたんで、家に帰りなさい。」
「起きなさい!」 *イザIsa.60:1-3
古い生活習慣(生き方)を捨てて
主に在って召されたところ
出発しなさい、導かれて行きなさい
*創世Gen.12:1-3

「人知では到底測り知ることのできない神の恵み」
辻本 眞悟師
みことば:ルカ7:36-50

「主の教育の大切さ」
若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ。
(詩篇127:4)

「主イエス・キリストを着なさい!」
聖書箇所:ローマ13:11-14, 1ペテロ4:7
メッセージ要約は後日アップします。

「向こう岸に行こうNo.2」イエス様の偉大な権威
日時:2022年10月16日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.8:23-34、使徒Act.4:29-31
1.主は、自然界を造られ、
今も支配される偉大なお方です
「風と湖をしかりつけられると、
大なぎになった」(:26)
*聖書は、第一に自然界を造られ
今も支配される偉大な主を記す!
詩篇Ps.3:3-8、89:8-9、107:23-32
*起き上がって=エゲイロー
「復活する」 復活の主が共に居る
2.主は、悪霊を追い出す権威を
持っておられる偉大なお方です
「イエスは彼らに行けと言われた。
すると彼らは出て行った」 (:32)
*主の初臨によって神の国が到来し、
サタンの国は打ち破られた。
ヤコJam.2:19、4:6-8、エペEph.6:10-18
*町の人々は悪霊につかれた人より
豚(経済)を大切にしていたが、
主は一人の人のいのちを大切にする
マタMatt.16:26
3.主の教会は、主が成してくださった
偉大なみわざを証しします
「主がどんなに大きなことをしてく
ださったか知らせなさい」
(マコMak.5:19)
*悪霊につかれた人が「最初の伝道者」
となった!
ヤコJam.5:15-18、
使徒Act.13:8-12、16:16-18
*主の教会は「神の子」として、
大胆に主の働きを解き放ちます!
マコMak.1:35-39、使徒Act.4:29-31

「向こう岸に行こう No.1 」弟子たちの心備え
日時:2022年10月9日聖日礼拝
聖句:マタMatt.8:I 8-22、
ピリPhil.3:I 2-14
*イエス様は、ガリラヤ湖の向こう岸、
異邦人の地を目指された!
1.主は、向こう岸にいるもう一人の人の
救いのために働いておられます
「イエスは、…向こう岸に行くための用
意をお命じになった」(:18)
・向こう岸には、異邦人の悪霊につかれ
たふたリの人が苦しんていた。
・ルカLuk.15: I -32、1/100匹の羊、
1/10枚の硬貨、1/2人の息子
• 神の国の祝福は向こう岸にいるもう一
人の人の所に必ず届きます
2. 主は、神の国の価値観でイエス様に従
う弟子を必要としておられます
「…主のおいでになる所なら、どこにて
もついてまいります」(:19)
• ついていく=アコルーセオー(従う)
イエス様は、群衆てはなく弟子を連れ
て向こう岸に行かれる。
・向こう岸に「行く(渡る)」
=アーヴァル、ヘブル人の語源
アブラハムは志願したのては無く招聘、
また、フルタイムで呼ばれた
創世Gen.12: 1-3、ヘブHeb.11 : 13-16
①神の国の目的に仕える弟子
「空の鳥には巣があるが、人の子には枕
する所もありません」(:20)
• 主の弟子は、キリストの十字架による
神の国の回復の為に生きる
マタMatt.4:18-20、16:24-25
②神の国の最優先課題に歩み続ける弟子
「…死人たちに彼らの中の死人たちを葬
らせなさい」(:22)
・使徒Act.7:2-4アプラハムは主に従い父
の家を出ることを優先した
・主の弟子はどのような重要な事柄より、
福音宣教の使命に生きる
マタMatt.6:33-34、10:34-39、
ピリPhil.3:12-

「主は癒し主 No.3」〜 ペテロの姑(しゅうとめ)の癒し〜
日時:2022年10月2日 聖日礼拝
聖句:マタMatt.8:14-17、イザIsa.53:3-4
*主は、ツァラアトに冒された男、
異邦人、そして女性を癒された!
1.主は一人一人をご覧になり、
行く道を示してくださいます
「ペテロのしゅうとめが熱病で床に
着いているのをご覧になった」(:14)
創世Gen.16:6-13、ルカLuk.22:54-62
*エル・ロイ=ご覧になられる神
2.主は女性を癒して回復し、主の
働き人として用いてくださいます
「熱がひき、彼女は起きて
イエスをもてなした」(:15)
*もてなす=ディアコネオー、仕える、
働きに携わる、執事の職に就く
*女性として主に仕え、男性に仕える
1テモTim.2:8-13、使徒Act.18:1-28
3.人々は、十字架と復活の
主の御許に駆け集まってきます
「人々は悪霊につかれた者を大ぜい、
みもとに連れて来た」(:16)
*主は十字架により、罪を赦し、
病を癒し、悪霊から解放された
イザIsa.53:3-4、
*主はみことばの宣教により癒される
マタMatt.4:23-25、9:35-38
*人々は主の御許に駆け集まる!
使徒Act.8:4-8、9:31-35、19:8-20
イザIsa.2:2-3

「私たちの主はイエスキリストです」

「主は癒し主 No.2」〜百人隊長のしもべの癒し〜

「主は癒し主 No.1」〜ツァラアトに冒された人のきよめ〜

「私は山に向かって目を上げるNo.10」 オリーブ山「神の国の到来を待ち望む山」

「私は山に向かって目を上げるNo.9」ガリラヤの山 あらゆる国の人々を弟子とする

山に向かって目を上げる No.7 ヘルモン山「主に聞き従い、互いに愛し合う」

山に向かって目を上げるNo.5 カルメル山「再献身と祝福の回復」

山に向かって目を上げるNo.4 シオンの山「シオンに住まう主」

山に向かって目を上げるNo.3 ネボ山「次の時代の夢を見る」

山に向かって目を上げるNo.2 シナイ山「神のことばを受け取る」

「山に向かって目を上げる」No.1 モリヤの山「試みを受ける山」

「真のクリスチャンの喜びが満たされるように」

「神の国の祝福をこの地にもたらす主の教会」

「神のことばによってサタンを踏み砕く主の教会」
