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組織ラジオ
 いまのたかの

組織ラジオ  いまのたかの

By Shinichi Takano

マネジメント、組織開発、組織改革のベテランコンサルタントの2人が、理論に走りがちな組織の話題を、現場の実話を交えてギリギリトーク。
実戦経験を、楽しくゆる〜く語り合います。
過去に別の音声メディアで公開していたトークのバックナンバー(#000〜#015)や、それぞれのブログ、noteは「いまのたかの」のホームページをご覧ください。ラジオでは語りきれないところを補足しています。
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#165 ミッションステートメントを書き換える

組織ラジオ  いまのたかのDec 07, 2023

00:00
29:23
#165 ミッションステートメントを書き換える
Dec 07, 202329:23
#164 アートと経営
Nov 29, 202329:18
#163 目的意識と当事者意識

#163 目的意識と当事者意識

高野が古巣のコスモスイニシアの全社マネージャー会議に招かれ講演しました。依頼されたお題は「自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ」について。

そこで高野は、リクルートでこの言葉を実践できる人材に育成するために発せられる二つの問い「目的は何だ」「お前はどうしたいんだ」について解説しました。

リクルートマネジメントソリューションズの前身が研究した結果、「どんな業種の、どんな職種の、どんな階層であっても求めらる共通の意識は目的意識と当事者意識である」という成果を得ています。

常時発せられるこの二つの問いはまさに目的意識と当事者意識を身につけさせ、実践させるために発せられる問いです。

リクルートがそれを徹底したことが、社員に個性を発揮させながらもひとつにまとまった活性化した組織になっていることや、OB・OGが社会のさまざまな場所で活躍し「人材輩出企業」と言われるようになったことの理由のひとつです。

自律的な人を育成し、自律的な組織を目指した一例としてご参考になれば幸いです。


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Nov 21, 202327:18
#162 部下をやる気にさせるリーダーの4つの資質
Nov 15, 202331:21
#161 グレイナーの5段階企業成長モデル
Nov 08, 202328:24
#160 傍観者効果に陥っていませんか?
Nov 01, 202325:18
#159 裸になることもリーダーシップだ!

#159 裸になることもリーダーシップだ!

強い会社、柔軟な組織とは何か。

それをリーダーシップの視点で考えると、組織が「全員リーダーシップ」の状態になっていることが望ましいと思われます。

全員というならば新入社員に至るまでリーダーシップを発揮するにはどうしたらいいのか。今野は考えました。

ひとつ目はリーダーシップの定義。

「目標達成のために、自分にできることで、他の人に影響を与えること」と定義すればハードルが大きく下がります。

二つ目はお題の出し方。

「目標達成のために、また場面を変えるために、自分に何ができるかを考えてほしい」

この二つが組織に浸透していれば「全員リーダーシップ」は可能です。

そして「自分にできること」も難しく考えず、素の自分を出すこと、つまり裸になること。自らハードルを上げてしまうことが「全員リーダーシップ」を阻害します。番組内では裸になるリーダーシップの具体例も挙げました。

「みんなが裸になる」と「会社が強くなる」。

まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな今回の話、実は筋が通っています。ぜひお聴きください。

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Oct 25, 202328:46
#158 対部下リーダーシップ4つの機能 気づき難いが重要な“通意性”
Oct 17, 202327:54
#157 組織エネルギーの中核“効力感”〜後編〜「自分たちならできる!」組織効力感の2つの要素
Oct 11, 202328:48
#156 組織エネルギーの中核“効力感”〜前編〜個々人の“自己効力感”の4要素

#156 組織エネルギーの中核“効力感”〜前編〜個々人の“自己効力感”の4要素

Oct 04, 202329:13
#155 二刀流のススメ:委員会活動による管理部門経験の効果
Sep 27, 202329:54
#154 リーダーの自己開示の重要性
Sep 21, 202329:39
#153 対上司リーダーシップの重要性
Sep 13, 202329:28
#152 定期メンテナンスで予兆を見逃すな!_健康・経営・組織
Sep 07, 202328:46
#151 行動に正直な言葉と言葉に誠実な行動=広報の真髄は組織の真髄

#151 行動に正直な言葉と言葉に誠実な行動=広報の真髄は組織の真髄

私たち2人のコスモスイニシア時代の後輩の高場正能さんが上梓した「プロフェッショナル広報の仕事術 経営者の想いと覚悟を引き出す」(日本経済新聞出版刊)の話から。
広報を35年勤めてきた高場さんはこの本を広報だけでなく、経営やマネジメントの本でもあると言っています。
その内容に入ってみるとまさにその通り。それは経営の真髄でもあり、マネジメントの真髄でもあり、管理部門の行動規範になりうるものです。
経営者に寄り添い、水面下の本音の想いを引き出し、時に経営者の覚悟を問い、それを現場の行動に接続していく。
広報の話が組織の話にどう展開していくのか。ぜひお聴きください。
管理部門に限らず、ぜひお読みいただきたい1冊です。
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Aug 30, 202328:53
#150 終戦記念日に読む名著「失敗の本質」

#150 終戦記念日に読む名著「失敗の本質」

先週は収録予定日に今野に急遽仕事の予定が入りお休みしました。

その予定日は終戦記念日。そこで今回は名著「失敗の本質」を取り上げました。太平洋戦争の日本の敗退を、日本軍を組織論で研究し、現在の組織の反面教師にしようという意欲作。読めば思い当たることが次々に出てきます。

番組内では触れなかったことを2点書いてみます。

そもそも戦争は外交の一手段です。しかし戦争そのものが目的化してしまうと、グランドデザインのない理念なき膨張に陥ります。企業で言えば、社会に価値を提供することが目的で、その価値提供を最大化するための一手段として営利企業が存在します。にもかかわらず、売上・利益を上げることが目的化してしまうと、信用よりも短期的な利益を求め、サービス品質の低下、場合によってはコンプライアンス違反を惹き起こし自滅します。それはつい最近の例を見ても明らかでしょう。

また既成概念が固着した結果、有用な小さな声を無視してしまうこともあります。日本軍がシンガポールを占領したとき、イギリス軍が残した文書を解読しましたが、どうしてもわからない単語がありました。そこでイギリス軍の将校にそれを尋ねたところ、不思議そうな表情で答えたそうです。その"YAGI”という単語は、八木・宇田アンテナの開発者である八木秀次博士の名前でした。日本軍には攻撃が最大の防御という固着した思想があり、守りを軽視する風潮がありました。そのため防御兵器であるレーダーを軽視していたのです。その間に連合軍は八木博士の理論をもとにレーダーを実用化しました。戦争終盤に、日本軍は特攻を行いました。レーダーを実装していた連合軍の艦船は早期に特攻機の位置を捕捉しており、特攻機の多くは目標の遥か手前で撃墜されたと言われています。落命した若い兵士たちを思うと心が痛みます。現在の企業に「攻撃偏重」の気風は残っていないでしょうか?

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Aug 21, 202329:02
#149 上の立場に立つほど「自分はまだまだだ」と考えることの大切さ
Aug 10, 202339:52
#148 図解力がグランドデザインを生む
Aug 02, 202329:41
#147 アメーバ組織はフリージャズ=1人ひとりが真のプロ
Jul 26, 202328:39
#146 【実例】理想のタックマンモデル(経営チームのチームビルディング)
Jul 20, 202328:34
#145 器の大きい人と組織のリスペクトの文化に共通の行動
Jul 12, 202324:45
#144 起業25周年のMore & Good
Jul 04, 202329:25
#143 メンバーは経営の本気度を探っている
Jun 29, 202326:04
#142新入社員教育 “魚の釣り方”を教えていますか?
Jun 22, 202332:40
#141 “マクナマラの誤謬”の教訓をさっそく実践してみたら

#141 “マクナマラの誤謬”の教訓をさっそく実践してみたら

Jun 14, 202325:37
#140 “マクナマラの誤謬”はビジネスでも起きる
Jun 07, 202326:26
#139 人事の最も大切な仕事は「人を育てられる人」を育てること
Jun 01, 202327:11
#138 「集団浅慮」の罠と対策

#138 「集団浅慮」の罠と対策

個々のメンバーが優秀であっても、集団で決すると間違っていたり、浅くなってしまっている結論に達することがあります。
それが起きる4つの要件とそれが起きる理由、そしてそれを防ぐ4つの対策があります。
元々は政治における集団浅慮の研究成果ですが、実は企業組織にも当てはまります。
特に若いベンチャー企業に起きそうな要件ですが、大企業でも伝統ある中小企業でも、また会社全体ではなく部署単位でもその要件の全部または一部が揃ってしまう危険があります。しかもそれは、自分たち自身では気づきにくいものです。
みなさんの組織にこの4つの要件がないか、点検してみてはいかがでしょう。

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May 24, 202329:20
#137 メンバーにあえてマネージャー向け研修をする「先取り研修」のススメ
May 17, 202325:48
#136 新型コロナの5類移行は組織アンラーニングのチャンス
May 10, 202324:38
#135 自分の頭で考え、自分で決め、経験を法則化する
Apr 27, 202328:53
#134 教育システムは「合成の誤謬」に陥っていませんか?
Apr 19, 202327:08
#133 「釜石の奇跡」に学ぶ、企業の危機への準備の重要性

#133 「釜石の奇跡」に学ぶ、企業の危機への準備の重要性

12年前の東日本大震災の際に、後に「釜石の奇跡」と呼ばれることになる、お手本とも言われる避難行動がありました。

しかしそれは「奇跡」ではなく、8年がかりの地道な教育訓練が生んだ、小中学生・消防団・地域住民らが一体となった避難行動だったのです。

企業も予期せぬ天災・人災に突然襲われます。しかしそのリスクを未然に防ぐ教育訓練、それが起きた時の対応などの準備は後回しにされがち。ことが起きてから慌てて対応し、再発防止策を打ち出すという姿がよく見られます。そして同じ過ちを繰り返すことも稀なことではありません。

コロナ禍という天災が引き起こした危機は去りつつあるようです。だからこそ、これを教訓に次の天災・人災への準備をしておきたいものです。

考えてみれば先人は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」と諺に残してくれています。

それは震災を伝える碑文と同じ。読む人がそれを自分ごととして、風化させず、怠りなく、不断に準備することが大切です。

みなさんの会社は「奇跡」と呼ばれる「必然」のための準備をしていますか?


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Apr 12, 202327:40
#132 異動の季節〜前任者の否定、してませんか?
Apr 05, 202327:58
#131 感情も含めて自分を客観視する
Mar 30, 202325:25
#130 Weak Tiesで「異状と変化への対応力」を生み出す

#130 Weak Tiesで「異状と変化への対応力」を生み出す

米国の社会学者マーク・S・グラノヴェターは、家族や親友、同じ職場の仲間などのような強いネットワーク(強い紐帯、Strong Ties)に対して、ちょっとした知り合いや知人の知人といった弱いネットワーク(弱い紐帯、Weak Ties )があること、Strong Tiesは孤立しやすいためStrong Ties同士のブリッジとしてWeak Ties が重要な役割を果たすことを提唱しました。

企業組織が効率性を求めればそのネットワークは必然的にStrong Tiesになっていきます。Strong Tiesは効率的な半面、そのネットワーク内は同質性が高く、内部の知識や情報はメンバーにとって知っている情報ばかりになり、いわゆる蛸壺化を引き起こします。それに対してWeak Tiesは開放的で様々な経験値、異なる考え方、未知の情報が往来するため、新たな知識や気づきが生まれやすいと考えられます。こう考えると企業組織に「異状と変化への対応力」いわばイノベーション力を育むにはWeak Tiesが重要であると考えられます。

企業組織にWeak Tiesを付加するにはどんな仕掛けをすればいいのでしょう。実は以前からやってきた施策のいくつかはWeak Tiesを意図的に付加するために行っていたのだと言えます。そしてそれに気づくことができれば、今後新たな施策も考えることが容易になると思われます。

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Mar 21, 202328:06
#129 ビジネスに生きる「初心忘るべからず」の本当の意味
Mar 15, 202324:46
#128 事前の準備と事後の対応
Mar 08, 202326:11
#127 小さい会社ほど大企業病になりやすい?
Mar 01, 202327:34
#126 責任と意思と目的意識

#126 責任と意思と目的意識

Feb 22, 202324:14
#125 自分を見つめるセルフコーチング 3つの意識・4つの変化軸・定期的な振り返り
Feb 15, 202327:52
#124 「ひとつ上の立場で考える」の本質、そして人と組織の小さな成功体験
Feb 08, 202327:37
#123 情報共有とコミュニケーションは”開く”ことから始めよう

#123 情報共有とコミュニケーションは”開く”ことから始めよう

今回はいつもとは少し趣が違います。
話は今野が北見市に移住した目的である義父のお世話のことから。
お元気な91歳。年齢が年齢ですから、今野は介護が必要になることも視野に入れて準備を始めました。
介護経験者からのアドバイスは「1人で抱え込まないこと」。
近隣に住む親類は義父やその妹さんの老兄妹のことを気にかけ、自分にできることを各々がそれぞれでやっています。
それならば老兄妹の幸福度を上げるために、みんなで協力し合い、助け合ってはどうか。
行動に移してみると、それはまるで組織化、チームビルディングなのでした。
そこで大切なのは日頃の小さな情報共有とコミュニケーション。
今野は率先して自己開示し、少しずつ巻き込んでいこうとしています。
難しいビジネス用語は不要です。
まず誰かが自己を開くことから情報共有とコミュニケーションは始まります。
子や孫たち同士の接点が増え、お互いの理解を深め、協力し合って自分たちのために行動してくれる。
これが実現したら、きっと幸福度が上がります。
これは介護だけでなく、地域の活動でも、趣味の集まりでも同様でしょう。
ビジネス経験がこんなところにも生かされ、暮らしの経験がビジネスの知見を深めます。

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Feb 01, 202329:41
#122 組織編成ワークショップ〜営業組織が一枚岩に
Jan 25, 202329:04
#121 「人を大切にする」会社と社員の「雇われる力」
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#120 【謹賀新年】私たちが目指す組織像〜『心理学的経営』から

#120 【謹賀新年】私たちが目指す組織像〜『心理学的経営』から

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#119 企業にとっての「天命」とは

#119 企業にとっての「天命」とは

Dec 27, 202230:02
#118 チームビルディングの落し穴〜衝突への恐怖
Dec 21, 202227:29
#117 予兆を見逃すな!〜組織崩壊の予防医療
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