
ふくちゃんの朗読出前します
By ベルリン@対話工房

ふくちゃんの朗読出前しますApr 05, 2023

ポツダム会談を準備する(後半)
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダム会談と原爆投下」の章から、「ポツダム会談を準備する」の後半を朗読します。
ポツダム会談の会談となったツェツィーリエンホーフ宮殿をどのように会談場に仕上げたのか。住民は、連合国の国旗を掲揚するように命令されたが、国旗をどのようにつくったのか。一番難しかった国旗は何か。一番簡単にできた国旗はどの国旗か。そしてそれは、なぜかなどについて話します。

ポツダム会談を準備する(前半)
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダム会談と原爆投下」の章に入ります。まず「ポツダム会談を準備する」の前半を朗読します。
ドイツの戦後を決める米英ソ3カ国の首脳会談であるポツダム会談がなぜ、ナチス・ドイツの首都ベルリンではなく、ポツダムで開催されたのか、その背景について話します。

イエローケーキを日本に送る(後半)
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「イエローケーキを日本に送る」の後半を朗読します。
終戦直前、ドイツの潜水艦で日本に輸送されていた参加ウランはイエローケーキで、日本の軍需品調達会社、昭和通商が購入したものでした。潜水艦航行中、ナチス・ドイツは降伏してしまいます。イエローケーキはどうなったのでしょうか。
フロントの写真が、イエローケーキを輸送していたドイツの潜水艦U234です。ドイツ潜水艦博物館(Deutsches U-Boot-Museum, Cuxhaven-Altenbruch)提供

イエローケーキを日本に送る(前半)
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「イエローケーキを日本に送る」の前半を朗読します。
日本では、「マッチ箱1個」が原爆だと思われていました。米軍の取り調べ調書にも、拘束された日本の技官がそう語っています。その背景と謎を探ります。

広島と長崎の被爆石を記念碑に入れる
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「広島と長崎の被爆石を記念碑に入れる」を朗読します。
ポツダムのトルーマンハウス前に設置する記念碑に、当時広島と長崎で被爆した被爆石を入れることになる経緯について語る。

ドイツの降伏が日本の運命を決める
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ドイツの降伏が日本の運命を決める」を朗読します。
米国は、ナチス・ドイツより早く原爆を開発しようとして開発を加速させる。しかし結果として、米国はナチス・ドイツではなく、日本に原爆を投下することになる。それはなぜか。その歴史の背景を探る。

記念碑を構想する
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「記念碑を構想する」を朗読します。
記念碑を構想するに当たっては、寄付金をどれくらい集めることができるかが、最大の課題でした。記念碑の制作は彫刻家藤原信さんに委託することで決まりますが、信さんの構想を実現するだけの資金が集まらないことがわかります。ぼくたちはそのため、碑文の入る平石だけと考えました。しかし信さんは、大きな石がないと記念碑にならないと主張します。

じゃがいもを収穫する
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「じゃがいもを収穫する」を朗読します。
終戦後、ポツダムがいかに食糧難だったか、さらに住民有志が食糧難の下で協力してじゃがいもを収穫していた様子を伝えます。

『1945年8月6日の外林の日記』
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「募金活動がライフワークとなる」の項にある原爆体験者外林さんの被爆体験『1945年8月6日の外林の日記』を朗読します。
ベルリン在住の原爆体験者故外林秀人さんがドイツで、語り部として被爆体験を語った時、『1945年8月6日の外林の日記』を朗読されていました。それをここで、外林秀人さんに代わって朗読します。

募金活動がライフワークとなる
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「募金活動がライフワークとなる」を朗読します。
原爆体験者の外林秀人さんが語り部としてドイツで被爆体験を語る活動が、ライフワークになっていきます。外林さんの活動と外林さんとの体験について語ります。

白旗を揚げる
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「白旗を揚げる」を朗読します。
ポツダム・バーベルスベルクで当時生活していた生き証人クラウス・アールトさんの当時の体験のエピソードを語ります。

原爆体験者が募金活動をはじめる
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「原爆体験者が募金活動をはじめる」を朗読します。
ベルリン在住原爆体験者の外林秀人が語り部として、原爆体験を語るとともに、ヒロシマ広場に記念碑を設置するための募金活動をはじめます。そのもとについて、少し具体的に話します。

ドイツが降伏する
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ドイツが降伏する」を朗読します。
ナチス・ドイツが降伏する直前の戦況と降伏した日について語ります。

原爆体験者であることを隠す
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「原爆体験者であることを隠す」を朗読します。
ベルリン在住原爆体験者の外林秀人さんが、ヒロシマ広場の記念碑のために語り部となる経緯について語ります。

ポツダムが攻撃される
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ポツダムが攻撃される」を朗読します。
1945年4月、ポツダムが英軍機によって無差別空爆された時の状況について語ります。

市民として活動する
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「市民として活動する」を朗読します。
「ヒロシマ広場」に記念碑を設置する計画があることを伝えられ、そのための募金活動のイベントで、原爆投下について語ることのできる日本人を探すため、その主催者ウーヴェとあって、どういう活動なのかを確認することになります。

ナチス・ドイツは原爆実験に成功していた
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ナチス・ドイツは原爆実験に成功していた」を朗読します。
これまでの原爆開発の歴史研究と異なり、ナチス・ドイツは終戦直前、原爆実験に成功していたとする本が出版されました。ナチス・ドイツは本当に、原爆の開発に成功していたのでしょうか。それが事実だとすると、どのような原爆だったのでしょうか。

ヒロシマ広場が誕生する
ふくもとまさお著『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ヒロシマ広場が誕生する」を朗読します。
ポツダムのトルーマンハウス前の広場が、「ヒロシマ広場」と命名されることになる経緯について説明します。

ベルリン会談だった
ふくもとまさお著『君たちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』の「ポツダムに記念碑をつくる」の章から、「ベルリン会談だった」を朗読します。
ポツダム会談として知られる会談が、正式な名称ではなかったのです。日本に無条件降伏を求めたポツダム宣言は直接には、ポツダム会談と何も関係なかったのです。一般に日本で、誤解されていることをはっきりさせます。

プロローグ
ふくもとまさお著『君たちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね』のプロローグを朗読します。この本を書いた背景などがわかります。